毎日の献立を考える際に、家計を預かる身として最も気になるのが生鮮食品の価格動向ではないでしょうか。2019年07月09日、農林水産省が発表した「食品価格動向調査」の結果により、私たちの食卓にとって非常に嬉しいニュースが飛び込んできました。調査対象となっている主要な野菜8品目のうち、レタスやネギを含む5品目の小売価格が、前週と比較して値下がりを見せていることが判明したのです。
具体的な数字を見ていくと、長野県が主な産地であるレタスは1キロあたり292円となり、前週から10%もの大幅な下落を記録しました。また、関東近郊での生産が盛んなネギも2%ほど価格が落ち着いています。2019年07月01日から2019年07月03日にかけて実施されたこの全国平均調査では、ナスを除いたほとんどの野菜が、例年の同時期と比較しても安価な水準を維持していることが浮き彫りになりました。
ここで注目したいのが「平年比」という言葉の意味です。これは、過去5年間の同じ時期における平均価格を指す指標であり、現在の価格が平年より13%も安いということは、消費者にとって今がいかに「お買い得な時期」であるかを物語っています。SNS上でも「最近野菜が安くて助かる」「サラダをたくさん食べられる」といった、家計の助けを喜ぶ主婦層や自炊派の方々のポジティブな声が数多く見受けられます。
今回の値下がりの背景には、全国的に降り続いている雨が大きく関係しているようです。東京都の大田市場で青果を扱う卸業者によれば、梅雨入り前までは水不足に悩まされていた産地が多かったため、現在の適度な降雨が野菜の生育を力強く後押ししているとのことです。雨続きの天気は外出が億劫になりがちですが、農作物にとってはまさに「恵みの雨」となり、私たちの財布にも優しい結果をもたらしてくれたと言えるでしょう。
個人的な見解としては、天候不順による野菜高騰がニュースになることが多い中で、このように「豊作による恩恵」をしっかりと感じられるタイミングは貴重だと考えています。天候のリスクと隣り合わせで生産を続ける農家の方々に感謝しつつ、この機会に新鮮な夏野菜をたっぷりと食卓に取り入れたいところです。栄養豊富な野菜を安く手に入れられる今こそ、夏本番に向けた体力づくりに励んでみてはいかがでしょうか。