2025年1月12日、静岡県掛川市の「掛川城 二の丸茶室」にて、第74期ALSOK杯王将戦七番勝負の第1局が開幕しました。藤井聡太王将(22)が4連覇を目指し、永瀬拓矢九段(32)の挑戦を受けるこのシリーズは、将棋ファンの間で大きな注目を集めています。
両者の対戦成績は、これまでに25回対局し、藤井王将の18勝7敗とされています。特に、2024年の王座戦五番勝負では、藤井王将が3勝0敗で防衛を果たしました。しかし、永瀬九段も2024年2月10日の第17回朝日杯将棋オープン戦決勝で藤井王将に勝利しており、互いに切磋琢磨する関係が続いています。
第1局では、永瀬九段が先手、藤井王将が後手となり、戦型は相掛かりで進行しました。結果は、藤井王将が勝利を収め、幸先の良いスタートを切りました。第2局は、2025年1月25日から京都府京都市の伏見稲荷大社で行われる予定です。
SNS上では、両者の熱戦に対する称賛の声が多く寄せられています。特に、藤井王将の安定した強さと、永瀬九段の粘り強い指し回しに感嘆するコメントが目立ちます。また、将棋ファンの間では、今後の対局で永瀬九段がどのような戦略で巻き返すのか、期待と関心が高まっています。
この王将戦七番勝負は、藤井王将の4連覇達成か、永瀬九段の初戴冠か、将棋界の未来を占う重要なシリーズとなるでしょう。両者の次なる対局にも目が離せません。