【SNSで話題】和菓子製造を革新!レオン自動機創業者・林虎彦氏の半生を描いた小説『すっぴん』の魅力とは?

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和菓子業界に革命をもたらしたレオン自動機の創業者であり、名誉会長を務める林虎彦(はやし とらひこ)氏の波瀾万丈な半生が、ドキュメンタリー小説となって誕生いたしました。その名も『すっぴん』です。この小説は、林氏を最も近くで支え続けた妻、和子氏の視点から描かれており、関係者への徹底したインタビューに基づいた、臨場感あふれるストーリーが展開されています。特に、まんじゅうなどの和菓子を自動で大量生産することを可能にした包あん機(ほうあんき)や、画期的な製パンシステムの開発秘話といったエピソードが詳細につづられており、ものづくりへの情熱がひしひしと伝わってくるでしょう。

林虎彦氏は1926年(大正15年)に台湾でお生まれになり、終戦後、日本へと引き揚げられました。その後、石川県の金沢市や、栃木県の鬼怒川温泉といった名立たる地で和菓子職人としての腕を磨く一方で、当時の和菓子製造における重労働を目の当たりにし、その自動化研究に心血を注がれることになります。その弛まぬ努力が実を結び、1961年(昭和36年)に、世にも画期的な包あん機を開発されました。この「包あん機」とは、食品の具材(あんこやクリームなど)を皮で自動的に包み込む機械のことで、従来の職人の手作業に頼っていた製造工程を一変させ、大量生産を実現した食品加工機械のイノベーションの象徴です。そして、そのわずか2年後の1963年(昭和38年)には、栃木県の宇都宮市にてレオン自動機を設立されました。

この『すっぴん』は、そのレオン自動機創業者である林虎彦氏の妻、和子氏が著者をご担当されており、価格は税別1,800円にて発売中です。2019年6月4日に開かれた完成披露会には、**福田富一(ふくだ とみかず)**栃木県知事や、佐藤栄一(さとう えいいち)宇都宮市長をはじめ、地元の政財界の重鎮の方々もご出席され、盛大に行われました。さらに、この書籍は県内の県立学校など約1,000にも上る公共施設へ贈呈されることが決定しており、郷土の偉人の功績を広く伝える役割も担っているといえるでしょう。

SNS上では、「和菓子好きとしては読んでみたい」「一人の職人がどうやって業界を変えたのか、その物語に感動した」「中小企業から世界に羽ばたいた日本企業のエピソードは勇気づけられる」といった、ものづくりに対する熱い反響が寄せられています。林氏の半生は、単なる成功物語ではなく、技術への飽くなき探求心と、働く人への深い思いやりが結実したヒューマンドキュメンタリーでしょう。特に、過酷な労働環境を改善したいという林氏の願いが、世界を変える発明につながった事実は、現代を生きる私たちにとっても、**イノベーション(技術革新)**の本質を教えてくれるように感じられます。

私たち編集部は、この『すっぴん』を、ビジネス書の側面だけでなく、人としての生き方を考えるうえで示唆に富む一冊として、強くおすすめいたします。林氏が直面した困難と、それを乗り越えるための発想力と実行力は、読者の皆さまの日常にも活かせるヒントに満ちているに違いありません。和菓子や製パンといった食品業界の裏側を知ることはもちろん、一つの分野を極め、社会に貢献する生き方に触れることができる、大変魅力的な作品だと言えるでしょう。

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