平田憲聖、フジサンケイクラシックで今季2勝目:悪天候を制した安定感

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

2024年9月1日、山梨県富士桜カントリークラブで開催されたフジサンケイクラシックが悪天候の影響で36ホールの短縮競技として成立しました。前日までに通算9アンダー、131で首位に立っていた平田憲聖選手が、他の追随を許さず優勝を果たしました。これで平田選手は、7月の長嶋茂雄セガサミー杯以来となる今季2勝目、ツアー通算4勝目を達成し、規定により50%の賞金1100万円を手にしました。

2打差の2位には南アフリカのショーン・ノリス選手、3打差の3位には細野勇策選手、4打差の4位には蝉川泰果選手が続きました。一方、河本力選手は通算3アンダーで10位に食い込みました。賞金を獲得したのは、通算3オーバーで56位タイまでの選手たちです。

最終日、試合成立を待つ平田選手は「天気が気になり、ドキドキしながら過ごした」と振り返ります。悪天候で試合不成立の可能性もありましたが、第2ラウンドの残りが無事に進行し、緊張感の中で迎えた朝を経て優勝が確定しました。特に前日の最終9番ホールでは、7メートルのバーディーパットを沈めて首位に浮上。「試合がどうなるかわからなかったので、できる限りスコアを伸ばしたかった」と語る彼のプレーが、この日の結果を大きく左右しました。

コース整備に奔走したスタッフへの感謝を述べる優勝スピーチでは、平田選手の落ち着いた人柄が垣間見えました。SNSでは「悪天候をものともしない精神力がすごい」「平田選手の安定感に感服」といった称賛の声が広がっています。

短縮試合の中でも冷静に勝利をつかんだ平田選手のパフォーマンスは、まさにプロとしての技術と精神力を示すものでした。この勢いを次の大会にもつなげ、さらに輝く活躍を見せてくれることでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*