テニス界の「ネクスト・ジェネレーション」旗手!ズベレフ、難敵フォニーニを打ち破り【全仏オープン2019】で覚醒か?

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テニス界の未来を担う「ネクスト・ジェネレーション」の一人として期待されながらも、これまで「大舞台での勝負弱さ」が囁かれてきた第5シード、アレクサンダー・ズベレフ選手が、2019年6月5日、ローラン・ギャロスで開催されているテニスのグランドスラム**【全仏オープン】の男子シングルスで、難敵ファビオ・フォニーニ選手を逆転で破り、見事に準々決勝進出を果たしました。四大大会(グランドスラム)とは、テニスにおける世界最高峰の大会群であり、この舞台で結果を出すことはトップ選手の証明と言えるでしょう。

ズベレフ選手は、グランドスラムに次ぐ格付けとされるATPツアー・マスターズ1000(ATPツアーの大会の中でグランドスラムの次に位置づけられる権威ある大会)で3勝を挙げるなど、ツアー大会通算11勝を誇る実力者です。しかし、グランドスラムでは昨年2018年の全仏オープンでのベスト8が自己最高成績であり、周囲の大きな期待に応えきれていない状況が続いていました。この日の勝利は、そんな現状を打破する「特別な」瞬間だったに違いありません。試合直後、彼は両拳を握りしめながら感極まった様子で喜びを爆発させています。

対戦相手のフォニーニ選手は、4月のマスターズ大会で「赤土の王者」ラファエル・ナダル選手らを打ち破り優勝を飾るなど、今季波に乗っている強敵です。ズベレフ選手は第1セットを3-6で落とす苦しい立ち上がりとなりましたが、グランドスラム特有の5セットマッチという「根比べ」で、精神的な成長を見せました。最高時速215kmを超える強力なサーブと、粘り強いストロークでフォニーニ選手の攻撃を凌ぎ、その後3セットを連取するという素晴らしい逆転劇を見せてくれたのです。

私は、この勝利はズベレフ選手が自身を精神的に追い込み、そして乗り越えようとしている強い意志の表れだと感じています。多くのトップ選手が体力を温存するために回避する傾向にある全仏オープン直前のツアー大会にも出場し、見事に今季初優勝を飾ってパリに乗り込んできたことからも、この全仏にかける彼の並々ならぬ覚悟が伝わってくるようです。彼は今大会の準々決勝進出者の中で最年少となる22歳。その「若さ」は何よりの武器であり、この経験は彼のキャリアを大きく左右するでしょう。

SNS上でもこの逆転勝利に対し、「ついにズベレフが殻を破った」「5セットを戦い抜く精神力は本物」「これで勝負弱さなんて言わせない」といったように、彼の精神的な成長を評価し、今後の活躍に期待する熱い反響が寄せられています。特に、赤土(クレーコート)の舞台は「素晴らしい雰囲気で好き」と語るズベレフ選手にとって、今回の全仏オープンはまさに最高の舞台だと言えます。

そして次戦、準々決勝で彼が挑むのは、グランドスラム3連勝中の絶対王者、ノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)です。若き才能がテニスの最高峰の舞台で、王者に対しどこまで通用するのか、そして、テニス界の「ネクスト・ジェネレーション」**の旗手として、その真価を発揮できるのか。世界中のテニスファンが、この一戦に注目しています。

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