2019年07月17日、宮崎のワインファンにとって待ちに待ったニュースが飛び込んできました。宮崎商工会議所やイオン九州などで構成される「2019“みやざきワイン”推進実行委員会」が、今年の新酒解禁日を2019年10月19日に決定したと公式に発表したのです。県内にある4つの個性豊かなワイナリーが手掛ける、瑞々しい「ヌーヴォー」が私たちの手元に届く季節が、今年も着実に近づいています。
ここで専門用語について少し解説しますと、タイトルにもある「ヌーヴォー」とは、フランス語で「新しい」を意味する言葉です。その年に収穫されたばかりのブドウを使用して造られた新酒を指し、熟成期間を置かずにフレッシュな果実味を楽しむのが最大の特徴となっています。宮崎の豊かな太陽を浴びて育ったブドウが、どのような芳醇な香りを醸し出しているのか、今から期待に胸が膨らんでしまいますね。
今回のプロジェクトではイオン九州との強力な連携により、九州全域のイオンやマックスバリュなど、合計104店舗という大規模なネットワークで「ヌーヴォーフェア」が展開されます。2019年10月22日までのわずか数日間という期間限定で、なんと7000本の販売を目指すというから驚きを隠せません。解禁当日には宮崎市のイオン宮崎店と福岡市のイオン香椎浜店で華やかな式典も予定されており、新酒の誕生を祝うムードは一気に高まることでしょう。
宮崎の4大ワイナリーが集結!SNSでも期待の声が続々
注目のラインナップは、都農町の「都農ワイン」、綾町の「雲海葡萄酒醸造所」、五ケ瀬町の「五ケ瀬ワイナリー」、そして都城市の「都城ワイナリーファーム」という、宮崎を代表する精鋭揃いです。SNS上でも「宮崎のワインはフルーティーで飲みやすいから大好き!」「今年も全種類コンプリートしたい」といった熱い投稿が散見されており、解禁を心待ちにするファンの熱気は、夏の日差しに負けないほど高まっています。
さらに本プロジェクトは、単なるお酒の販売に留まらない点が非常にユニークです。著名な歌人である伊藤一彦氏や俵万智氏が審査員を務める「みやざきワイン短歌大賞」が、昨年に引き続き実施されることが決まりました。入選作品の表彰式は2019年11月22日にシーガイアコンベンションセンターで開催される予定となっており、美味しいワインを味わいながらその感動を三十一文字に託すという、宮崎ならではの粋な文化体験も提供されます。
編集部としての意見ですが、地域の特産品を「食」だけでなく「文化」や「文学」と結びつけて発信するこの試みは、非常に素晴らしいと感じます。地元の醸造家たちが情熱を注いで造り上げた逸品が、九州全土へと広がっていく様子は、地方創生の理想的な形と言えるのではないでしょうか。宮崎の風土が溶け込んだ極上の新酒を片手に、秋の夜長を優雅に過ごす。そんな贅沢なひとときを、ぜひ皆様も2019年の秋に体験してみてください。