医療・介護現場のデジタルトランスフォーメーション、通称「介護DX」を力強く推進する新製品が登場しました。医療・介護用ベッドのトップメーカーであるパラマウントベッド株式会社が、病気の回復期にある人々のリハビリテーションを強力にサポートする動画撮影・管理システム「トロット」を2019年6月5日に発売しました。このシステムは、介護現場におけるリハビリの質を向上させつつ、職員の負担軽減にも貢献すると期待されています。
「トロット」は、キャスター付きの専用スタンドにカメラとタブレット(多機能携帯端末)が取り付けられた構造です。この手軽な可動性により、歩行訓練や食事動作など、患者さんの様々な日常の動作を、その場で簡単に撮影できます。特筆すべきは、スタンド上部のカメラとタブレットに内蔵されたカメラの2つのカメラで多角的に撮影できる点でしょう。これにより、リハビリの様子をより詳細に記録することが可能になります。
撮影された動画は、付属のタブレット上で直ちに編集・分析ができる優れものです。例えば、歩行のリハビリテーションにおいては、歩幅や歩いた距離、歩行速度といった定量的なデータだけでなく、腕の角度なども計測できます。これらの計測データを、過去のリハビリ動画や、達成すべき理想的な動作と比較できる機能は、患者さん自身のモチベーション維持にも繋がり、リハビリ効果の最大化に役立つでしょう。理学療法士などの専門家にとっても、客観的なデータに基づいた指導が可能となるため、非常に有用なツールになると考えられます。
この画期的なシステムに対し、SNSでは「リハビリの効果を**“見える化”できるのはすごい」「スタッフの記録の手間が減りそう」「患者さんが自分の成長を実感できるのが良い」といった好意的な反響が見られます。リハビリの進捗をデータとして記録・管理する手間は、介護現場の大きな負担の一つです。この「トロット」は、動画撮影から分析、比較までをその場で行えるため、介護記録のデジタル化を一気に進め、現場の負担を大幅に軽減するキラーコンテンツ**になると確信しています。販売価格は、導入条件によって変動しますが、概ね約50万円での提供となる見込みです。パラマウントベッドは、この製品を通じて医療・介護施設への採用を積極的に促し、リハビリの効率化と質の向上に貢献していく方針です。