自民党総裁選への立候補を予定している小泉進次郎元環境相は、2024年9月2日に都内で記者団の取材に応じ、選択的夫婦別姓制度の導入に賛成の立場を改めて明らかにしました。小泉氏はこれまでにも同制度の必要性を主張しており、「以前から賛成だと述べてきた」と改めて強調しました。この制度は、夫婦が別々の姓を選択できる仕組みで、多様な家族の在り方を認める動きとして注目を集めています。
さらに、小泉氏は憲法改正についても自衛隊の明記が不可欠だとの考えを示しました。「自衛官が憲法上の地位を持つことで、誇りを持って職務を遂行できる環境を整えることは非常に重要です」と述べ、自民党が結党以来掲げてきた国民との約束として、改憲の早期実現を訴えました。
この発言を受け、SNSでは「多様な価値観を尊重する選択的夫婦別姓への賛成は心強い」「自衛隊の明記は議論の進展を期待したい」といった賛同の声が多く寄せられています。一方で、「夫婦別姓を実現するための具体策を示してほしい」「改憲についての詳細なプランが必要」といった指摘も少なくありません。
小泉氏は2024年9月6日に正式な出馬表明を行う予定であり、今後の総裁選に向けた政策の詳細が注目されます。選択的夫婦別姓や憲法改正といった重要課題をどのように実現するかが、彼のリーダーシップとビジョンを問う試金石となるでしょう。