🚀生産能力2割増で顧客ニーズに応える!静和樹脂工業が静岡に新工場を建設、働き方改革も推進する理由

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静岡を拠点に、自動車や二輪車などの樹脂部品製造を手掛ける静和樹脂工業が、2019年6月からの本格稼働を目指して静岡市内に新工場を完成させました。この思い切った設備投資は、堅調に推移する自動車・二輪車市場で、顧客企業が次々と投入する新製品への対応力を飛躍的に向上させる狙いがあるのでしょう。このプロジェクトに投じられた金額は6億円強にも上り、結果として同社の生産能力は従来の2割増となる見込みです。

この大規模な投資は、単に生産量を増やすだけでなく、労働環境の改善を通じた働き方改革、そして従業員確保という現代企業が直面する大きな課題を解決する一石二鳥の戦略だと私は評価いたします。ものづくりの現場では、人手不足が深刻化しており、このような新しい工場での快適な環境整備こそが、優秀な人材を引きつける強力な武器になるはずです。企業が成長と社会的責任を両立させようとする、非常に意欲的な姿勢が垣間見えます。

この新工場は、静岡市与一地区に建設されました。敷地面積は約2,500平方メートル、3階建てで、延べ床面積は約3,200平方メートルという広大なスペースを誇っています。この広さは、閉鎖された同市内の旧成型工場と比較して3割ほど広い計算になります。設備の移設作業は2019年5月中に完了しており、スムーズな生産移行が図られた様子です。

旧工場では、取り扱う樹脂(プラスチックなどの素材)の性質(例:耐熱性、強度、加工温度などの特性)に合わせて、作業場が2棟の建屋に分かれていました。しかし、新工場では1つの建屋の中に仕切りを設けてスペースを分割することで、動線が改善され、管理効率も高まることが期待できるでしょう。専門用語である樹脂部品とは、自動車の内装や外装、ライトなど、金属以外の素材で作られた部品全般を指し、軽量化やコストダウンに欠かせない重要な役割を果たしています。

同社は、本社工場で大手自動車部品メーカーのライトの組み立てを担当する一方、この成型工場では自動車、二輪車、さらには船舶などに使用される樹脂部品を製造しています。神山和男社長は、「生産を自動化しにくい特殊な樹脂部品への対応力を強化し、得意先メーカーによる新規発注の拡大につなげたい」と、今回の設備増強への強い意気込みを表明しています。旧工場からの生産設備に加え、新たな機械を3台導入し、将来のさらなる増産に備えたスペースも確保されている点も、将来性を感じさせます。

この静和樹脂工業の新工場稼働のニュースに対して、SNS上では「静岡の製造業が元気だと嬉しい」「地元企業の挑戦を応援したい」といった、地域経済の活性化を期待する好意的な反響が見られました。特に「働き方改革への取り組みが素晴らしい」「新しい工場で環境が改善されるのは技術者にとって魅力だ」など、雇用と労働環境への配慮を評価する声が多く、企業イメージの向上にもつながっているようです。技術力と生産体制を強化し、日本のものづくりの底力を示す同社の今後の展開に、ますます注目が集まるでしょう。

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