毎日の生活に欠かせない一杯のコーヒーが、よりスマートで快適なものへと進化を遂げようとしています。カプセル式コーヒーメーカーの先駆者であるネスレネスプレッソは、2019年07月31日に待望の最新機種「Essenza Plus(エッセンサ プラス)」を発売することを発表しました。このマシンの最大の特徴は、本体に搭載された専用ボタンを押すだけで、お気に入りのカプセルをインターネット経由で注文できる画期的な機能にあります。
現代社会において、消耗品のストックを切らしてしまうことは小さなストレスになりがちですが、この「ワンタッチオーダーボタン」はその悩みを鮮やかに解決してくれるでしょう。あらかじめスマートフォンの専用アプリに配送先住所や支払い情報を登録しておけば、ボタンひとつで補充が完了します。これは、近距離無線通信規格である「Bluetooth(ブルートゥース)」を活用し、マシンとスマホを連動させることで実現したスマートな仕組みです。
SNS上では、この発表を受けて「ついにコーヒーメーカーもIoT化が進んだ」「カプセルがなくなる前に手軽に頼めるのは助かる」といった期待の声が続々と寄せられています。IoTとは「Internet of Things(モノのインターネット)」の略称で、家電などがネットにつながり、私たちの生活をより便利にする技術を指します。今回のエッセンサ プラスは、まさにキッチンにおけるIoTの主役といえる存在になるに違いありません。
プロ仕様の抽出システムと利便性を両立した実力派モデル
もちろん、コーヒーメーカーとしての基本性能も一切の妥協がありません。電源を入れてからわずか約30秒という驚異的なスピードで抽出準備が整うため、忙しい朝の時間帯でも最高の香りをすぐに楽しめます。さらに、プロのバリスタが使用する機器にも匹敵する最大19気圧という高圧力の抽出システムを採用しており、繊細なアロマと豊かなクレマ(コーヒー表面のきめ細やかな泡)を実現しています。
多様なライフスタイルに合わせて、4種類のカップサイズからお好みの量を選択できる点も大きな魅力です。誤操作が心配な方もいらっしゃるかもしれませんが、ボタンを押してから30分以内であればスマートフォンから注文をキャンセルできる機能も備わっています。ユーザーの「うっかり」まで考慮した設計からは、ネスレネスプレッソの利用者に対する深いホスピタリティが感じられるのではないでしょうか。
編集者としての視点では、このデバイスは単なる家電の枠を超え、私たちの「購買体験」そのものをデザインしていると感じます。店に足を運んだり、わざわざPCを開いたりする手間を省き、生活動線の中で完結させるスタイルは、今後のスタンダードになるでしょう。2019年07月26日現在の発表によれば、価格は税込み2万1384円となっており、公式サイトや家電量販店で順次展開される予定です。