ZOZO(ゾゾ)決算発表で株価急騰!出店数回復と今後の成長戦略を編集部が徹底解説

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ファッション通販サイトの最大手である「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOの株価が、2019年07月31日の株式市場で一時急騰を見せ、投資家たちの間で大きな注目を集めています。同日に発表された2019年04月から06月期の連結決算において、売上高と利益の両面で成長を示す「増収増益」を達成したことが、市場にポジティブな驚きを与えたようです。

今回の好決算の背景には、かつて波紋を呼んだ有料会員向け割引サービス「ZOZOARIGATOメンバーシップ」の終了が深く関わっています。このサービスは、ブランド側が設定した価格からさらに割引を行う仕組みであったため、ブランド価値の毀損を恐れた一部の人気ショップが退店する事態を招いていました。しかし、サービス終了によって出店環境が正常化し、ショップの出店ペースが再び勢いを取り戻したことが、投資家から高く評価されたのでしょう。

ここで専門用語の解説を挟みますと、「増収増益」とは売上高も本業の利益も前年同期を上回ることを指し、企業が健全に拡大している証拠と言えます。SNS上では「一時期の勢いが戻ってきた」「やはりZOZOの集客力は圧倒的だ」といった期待の声が上がる一方で、「ARIGATO撤退は英断だったのではないか」という経営判断を支持する意見も多く散見され、ネット上でも活発な議論が交わされています。

成長の踊り場か?市場が抱く慎重な視点と今後の展望

一方で、手放しでの楽観視を戒める慎重な意見がマーケットの一部で根強く残っていることも事実です。特に、ECサイトにおける取引の総額を示す「取扱高」の伸び率が以前に比べて鈍化している点は、将来的な成長スピードへの懸念材料とされています。これまで驚異的なスピードで拡大を続けてきた同社だけに、投資家たちの期待値は非常に高く、少しの変化も敏感に察知される状況にあると言えるでしょう。

編集部としての見解ですが、ZOZOは今まさに、創業期からの爆発的成長フェーズを終え、成熟したプラットフォームとしての「質的向上」を問われる重要な局面に立たされていると感じます。出店ブランドとの信頼関係をいかに再構築し、ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)などのテクノロジーを活用して独自の付加価値をどう提供し続けるかが、今後の株価や企業価値を左右する鍵になるはずです。

2019年08月01日現在、ネット通販業界の競争はますます激化しており、ライバル他社も独自の施策を打ち出しています。ZOZOが再び市場を驚かせるような「次の一手」を繰り出すのか、それとも着実な利益重視の経営に舵を切るのか、今後の動向から目が離せません。ファンの期待を背負った同社が、どのようなファッションの未来を描き出すのか、引き続き注視していきたいと考えています。

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