Twitterの「闇バイト」募集に警察が直接リプライ!愛知県警が全国で初めて挑むSNS防犯の最前線

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SNSの利便性が向上する一方で、Twitter上では特殊詐欺の実行役である「受け子」を募る、いわゆる闇バイトの投稿が後を絶ちません。こうした危機的な状況を打破するため、愛知県警は2019年08月01日より、犯罪を助長する投稿に対して公式アカウントから直接警告文を送りつけるという、全国に先駆けた画期的な取り組みを開始しました。

今回の施策で標的となるのは、高額報酬を謳い文句に詐欺の片棒を担ぐ人間を誘い出すツイートです。警察が公式に「その行為は人生を台無しにします」といった厳しいメッセージを返信することで、ネットの匿名性に隠れた犯罪の芽を摘む狙いがあります。これまで静観されることが多かったネット上の募集行為に対し、公権力がリアルタイムで介入する姿勢を見せたことは、大きな一歩と言えるでしょう。

ここで専門用語について解説しますと、「受け子」とは特殊詐欺において、被害者の自宅などへ直接赴き、現金やキャッシュカードを受け取る役割を指します。犯行グループの中では最も逮捕されるリスクが高い「捨て駒」として扱われることが多く、一度でも加担すれば厳しい刑事罰が待ち受けています。若者が軽い気持ちで手を出すには、あまりにも代償が大きすぎる危険な役回りなのです。

この愛知県警のダイレクトな手法に対し、SNS上では「これこそネット時代の警察のあり方だ」という称賛の声が相次ぎました。また、「実際に警告がリプライに飛んできたら心理的な抑止力になる」といった意見も多く見受けられます。一方で、犯罪者側がさらに巧妙な隠語を使うようになるのではないかという懸念も示されており、いたちごっこを危惧するユーザーの反応も目立っています。

編集部としての意見ですが、この試みは非常に意義深いものだと確信しています。スマートフォンの画面越しでは犯罪のリアリティを感じにくい若者にとって、警察からの直接的な警告は、現実に立ち返らせる強力な「ブレーキ」になるはずです。技術の進化に合わせて防犯の手法もアップデートされるべきであり、愛知県警の勇気ある決断が全国の警察組織へと広がっていくことを切に願って止みません。

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