高級車ブランド「レクサス」から、人気SUVモデルである「RX」が一部改良され、日本国内で2019年8月下旬に発売される予定です。今回の改良は、2017年12月以来となりますが、特に安全装備の面で画期的な進化を遂げており、その内容に注目が集まっています。価格はまだ公表されていませんが、発売が待たれる一台と言えるでしょう。
新型「RX」最大の目玉は、世界で初めて採用された**「ブレードスキャン式AHS」**です。AHSとは「アダプティブ・ハイビーム・システム」の略で、先行車や対向車を検知しながら、ハイビームを適切に自動制御する技術を指します。この新しいブレードスキャン式AHSでは、ヘッドライトの光を細かく分割し、対向車などに光を照射しないように制御しながら、それ以外の範囲をハイビームで照らすことが可能になりました。これにより、夜間の視認性を大幅に向上させつつ、対向車への眩惑(げんわく)を最小限に抑えることができる設計となっています。
この革新的な技術の核となるのが、高速回転するブレード(羽根状のパーツ)を用いて光を精密にコントロールするメカニズムです。これにより、これまでのAHSでは難しかった、非常に細やかな配光(光の分け方や届け方)の制御が実現したのです。この発表を受け、SNSでは「夜間の運転が格段に安全になりそう」「レクサスの安全への本気が見える」といった、技術革新を歓迎するポジティブな反響が多く見受けられました。暗い道での安心感は、ドライバーにとって何物にも代えがたい魅力でしょう。
安全機能の進化はAHSだけに留まりません。新型「RX」では、予防安全パッケージの機能も大幅に強化されています。具体的には、レーダーやカメラといったセンサー技術を活用し、日中の自転車運転者や夜間の歩行者までも検知できるように改良されています。これにより、万が一の衝突回避や被害軽減をサポートする能力が、さらに高められていると言えるでしょう。この一連の安全装備の強化は、レクサスが追求する「究極の安全」への強いこだわりを感じさせるものです。
日本での発売開始は2019年8月下旬ですが、新型「RX」は、同時期以降にアメリカやヨーロッパを含む世界約90の国や地域でも順次展開される予定です。世界に先駆けて、日本発で最先端の安全技術が搭載されることは、日本の自動車技術力の高さを証明するものであり、編集者としても非常に誇らしく感じます。この新型「RX」の登場は、高級SUV市場における安全基準を一段階引き上げる、重要なマイルストーンとなるに違いないと確信しています。