【夏バテ対策2019】管理栄養士が教える疲労回復のコツ!ビタミンB1と自律神経ケアで猛暑を乗り切る秘訣

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2019年08月01日、長引いた梅雨がようやく幕を閉じ、日本列島は一気に厳しい猛暑へと突入しました。急激な気温の上昇に伴い、体が重だるく感じたり、仕事への集中力が途切れてしまったりと、いわゆる「夏バテ」の兆候に悩まされている方も多いのではないでしょうか。この季節特有の不調を打破するためのヒントを、多くのアスリートを栄養面から支える森永製菓の管理栄養士、山上はるか氏に伺いました。

山上氏は、現代人が陥りやすい夏バテの正体を「自律神経の乱れ」であると鋭く分析しています。自律神経とは、自分の意思とは関係なく呼吸や体温を調節してくれる、体内の司令塔のような仕組みを指します。冷房の効いた涼しい室内と、熱気が渦巻く屋外を頻繁に行き来することで、この調整機能がパニックを起こし、疲労感として蓄積されていくのです。ネット上でも「外と中の温度差で頭が痛い」といった悲鳴が数多く上がっています。

この状況を打破するために提案されたのが、意識的に「汗をかく習慣」を持つことです。暑さに体を順応させることは「暑熱順化(しょねつじゅんか)」と呼ばれ、本格的な夏を乗り切るための必須スキルと言えるでしょう。SNSでは「お風呂に浸かって汗を出すようにしたら、体が楽になった」という体験談も散見されます。適度に体を動かし、熱を逃がしやすい体質へ整えつつ、質の高い睡眠を確保することが、夏バテ回避の第一歩となるはずです。

食事で差がつく!疲労を溜めないための栄養学

一方で、食事による内部からのアプローチも欠かせません。山上氏によれば、素早いエネルギー補給に役立つ「糖質」と、それを効率よく燃焼させる「ビタミンB群」をセットで摂取することが非常に重要だそうです。特に注目すべきはビタミンB1で、これが不足すると糖質をエネルギーに変えることができず、結果として疲れが抜けにくい体になってしまいます。まさに、エンジン(糖質)があっても火花(ビタミンB1)がないと動かない状態と言えるでしょう。

夏場はついつい、冷たい麺類などの炭水化物だけに食事が偏りがちですが、それではビタミン不足を招く一方です。豚肉や玄米、豆類など、ビタミンB1を豊富に含む食材を積極的にメニューに加える工夫が求められます。「そうめんに豚しゃぶを乗せる」といった一工夫だけでも、翌日の活力は大きく変わってくるでしょう。栄養のプロが推奨するこのメソッドを、日々の食卓に取り入れない手はありません。

私自身の視点からお伝えすると、夏バテ対策とは単なる「我慢」ではなく、いかに自分の体を労わり、効率的にメンテナンスできるかという「技術」だと感じます。冷房に頼り切るのではなく、栄養と生活習慣の両輪で立ち向かう姿勢こそが、この過酷な2019年の夏を笑顔で過ごすための鍵となるに違いありません。皆さんも、今日からできる小さな工夫で、夏の疲れをリセットしてみてはいかがでしょうか。

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