【注意喚起】2019年8月、スマホに届く「有料動画の未払い」ショートメッセージは詐欺!消費者庁が明かす手口と対策

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2019年08月02日、私たちの身近なツールであるスマートフォンを悪用した巧妙な詐欺について、消費者庁が異例の注意喚起を行いました。実在する有名な通信サービス会社の名前を勝手に騙り、ショートメッセージ(SMS)を通じて「有料動画の閲覧料金が未払いです」という虚偽の通知を送りつける手口が急増しているようです。誰もが一度は耳にしたことがある企業名を名乗ることで、受け取った側の「もしかして」という不安を煽る非常に悪質な手法だといえるでしょう。

この詐欺の恐ろしい点は、メッセージに記載された連絡先へ電話をかけてしまうと、言葉巧みに支払いを迫られることにあります。具体的には「本日中に支払わなければ法的手続きに移行する」といった脅し文句を使い、コンビニなどで購入できる「電子マネー」で決済するよう指示されるのが特徴です。本来、公的な請求や大手企業の集金において、追跡が困難な電子マネーが指定されることはまずありません。これは詐欺師が足をつけずに現金を回収するための常套手段なのです。

インターネット上のSNSでは、この発表を受けて大きな反響が広がっています。「自分にも全く同じ文面が届いたことがある」「親が騙されそうになっていて危なかった」といった実体験に基づいた投稿が相次いでおり、被害が全国的な広がりを見せていることが伺えます。特に、普段から動画サイトを利用している若い世代や、スマートフォン操作に不慣れな高齢層をターゲットにしている傾向があるため、周囲の家族や友人と情報を共有することが最大の防御策となるはずです。

ここで重要な「電子マネー」という専門用語について解説しておきましょう。これは、チャージ(入金)することで現金の代わりに使用できる決済サービスの総称です。詐欺に悪用されるケースでは、カードに記載されたシリアル番号を教えるよう指示されます。この番号を伝えた瞬間、中身の価値は瞬時に抜き取られ、一度渡してしまった権利を取り戻すことは極めて困難です。つまり、番号を教えることは「見知らぬ他人に財布をそのまま渡すこと」と同義だと言えます。

編集部としての意見ですが、こうした詐欺はテクノロジーの進化と共に常に姿を変えて現れます。しかし、共通しているのは「相手を焦らせて冷静な判断を奪う」という点に他なりません。もし身に覚えのない請求が届いても、決して記載された番号には発信せず、まずは公式のカスタマーセンターを自分で調べて確認する癖をつけるべきです。たった一時の冷静さが、あなたの大切な財産を守るための盾となります。2019年08月02日の警告を、決して他人事と思わず胸に刻んでおきましょう。

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