2024年9月1日、米男子ゴルフの今シーズン最終戦「ツアー選手権」の最終ラウンドがアトランタのイーストレークゴルフクラブ(パー71)で行われました。この大会は、ポイントランキング上位30人だけが出場し、前週までの成績を基にした打数差から競技を開始する特別な形式で行われます。そのため、結果がそのままシーズンの総合ランキングを決定する重要な大会となります。
松山英樹選手は、この日のラウンドで7バーディーを奪い、1ボギー、1ダブルボギーを記録しながらもスコアを4つ伸ばす67をマークしました。通算16アンダーで大会を終え、前日と同じく堂々の9位にランクインしました。安定感あるプレーを見せた松山選手ですが、上位争いには一歩届かず、さらなる飛躍を期待させる結果となりました。
一方で、今大会を制したのはアメリカのスコッティ・シェフラー選手です。パリ五輪金メダリストでもあるシェフラー選手は、首位からスタートし、この日も67を記録。最終的に通算30アンダーという圧倒的なスコアで初の年間王者に輝きました。この優勝で彼は今シーズン7勝目、ツアー通算13勝目を達成。さらに、優勝ボーナスとして約36億5000万円という巨額の賞金を手にしました。2位にはアメリカのコリン・モリカワ選手が入り、シェフラー選手との差は4打でした。
SNSでは、松山選手の安定したパフォーマンスに称賛の声が寄せられ、「トップ10入りおめでとう」「来シーズンの活躍に期待」といったメッセージが飛び交いました。一方、シェフラー選手の圧倒的な強さには、「まさに無敵」「彼が新たな時代を築く」といった驚きと興奮のコメントが多く見られました。
ツアー選手権はシーズンを締めくくる大会であり、選手たちの総合力が試される場でもあります。松山英樹選手の今後の成長に期待が高まるとともに、シェフラー選手が築いた王者の地位がどこまで続くのか、2025年シーズンの展開がますます楽しみです。