北洋銀行、カスタマーハラスメント(カスハラ)対策を公表—悪質な迷惑行為には対応拒否や警察対応も視野に

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2024年9月、北洋銀行は、顧客による著しい迷惑行為、いわゆる「カスタマーハラスメント(カスハラ)」に対する対応方針を公表しました。職員に対する暴言や不当な要求などを具体例として挙げ、今後、店舗でも注意喚起を行い、厳格に対処していく方針です。

銀行業務において、顧客との円滑なコミュニケーションは欠かせませんが、一部では長時間の滞在、執拗な電話や来店による過剰な対応要求といった問題行動が発生しているといいます。こうした行為がカスハラに該当すると判断された場合、対応を断ることがあり、特に悪質なケースでは警察などの外部機関とも連携して対処する考えを示しました。

SNSでは、「銀行でのカスハラ対策は必要」「職員の負担が軽減されるなら良いこと」といった肯定的な意見が寄せられる一方で、「どこまでが正当なクレームで、どこからがカスハラなのか」「顧客の声が無視されることにならないか」といった懸念の声も上がっています。

近年、サービス業を中心にカスタマーハラスメントの問題が深刻化しており、金融機関でもその対応に本腰を入れ始めています。北洋銀行の取り組みは、職員の労働環境の改善を図ると同時に、適切な利用環境を守るための一歩となるでしょう。今後、他の銀行や企業がどのような対策を講じていくのか、その動向にも注目が集まりそうです。

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