学研ホールディングス(HD)と東京都品川区は2024年9月、子育て支援や防災対策をはじめとする幅広い分野で協力する包括連携協定を締結しました。学研HDは、本社がある品川区との協力を自治体連携のモデルケースとし、地域への貢献を一層強化する方針です。
今後、すでに協定を結んでいる城南信用金庫とも連携し、品川区立の小中学校で金融教育を実施するほか、学研HDが出版する防災関連書籍を活用した防災イベントを本社ビルで開催する計画です。また、子育て支援や教育サービスの分野でも協力を進め、地域全体の学びと安全意識の向上を目指します。
学研HDはこれまでも、スタートアップ支援や地域活性化などの取り組みを通じて品川区と連携してきましたが、今回の包括協定により、その枠組みがさらに拡大します。9月に品川区役所で行われた調印式で、学研HDの宮原博昭社長は「区内の子どもから高齢者まで、すべての世代が安心して暮らせる社会の実現に貢献したい」と述べ、地域との協力体制を強化する意欲を示しました。
この発表に対し、SNSでは「地域密着の教育支援、素晴らしい取り組み!」「子どもだけでなく高齢者の学びの場も増えるのはいいこと」「防災教育の充実に期待」といった前向きな声が多く寄せられています。今後、学研HDと品川区の連携がどのように地域の暮らしを支えていくのか、注目が集まりそうです。