パナソニックは、フラッグシップテレビブランド「ビエラ」から、映像と音響へのこだわりを極めた新シリーズを2019年7月19日に発売いたします。この新たな旗艦モデル「GZ2000」シリーズは、新開発の高性能有機ELディスプレイと、世界で初めて天井に音を反射させるスピーカーを内蔵した革新的な音響システムを採用していることが最大の特長です。この新製品は、従来のテレビの枠を超えた、圧倒的な没入感を実現するでしょう。
この「GZ2000」シリーズは、65インチと55インチの2種類を展開し、税別での市場想定価格は65インチが60万円、55インチが40万円と設定されています。パナソニックは、画質や音質に高い要求を持つ層、すなわちオーディオビジュアル(AV)ファンを明確に取り込む狙いがあり、合わせて月産1,450台の生産を目指す計画です。この価格帯と性能から見ても、本機に対する同社の強い自信が伺えるのではないでしょうか。
特に注目すべきは、テレビの背面上部に上向きに設置されたイネーブルドスピーカーと呼ばれるものです。このスピーカーが発した音は、文字通り天井に反射して視聴者へと届き、部屋全体に音の広がりと奥行きをもたらします。これにより、従来の平面的な音響ではなく、まるで上空から音が降り注ぐような、立体的で包み込まれるようなサウンド、すなわちイネーブルドサウンドの体験が可能になるのです。映画館のようなリアルな音場が、ご家庭のリビングで実現する、まさに革新的な技術であると言えるでしょう。
もちろん、画質の進化も見逃せません。新開発の有機ELディスプレイは、従来技術では難しかった明るさの情報と色の情報を個別に制御することを可能にしました。これにより、映像の明るい部分と暗い部分の階調表現がより緻密になり、映像全体の色合いがさらに豊かになったのです。また、黒色の表現力にも徹底的にこだわり、極めて高いコントラストを実現しています。有機ELは、画素(ピクセル)自体が発光するため、完全な黒を表現できることが強みですが、本モデルはそのポテンシャルを最大限に引き出していると言えるでしょう。
この「GZ2000」シリーズの情報が公開されるやいなや、SNS上でも大きな反響を呼んでいます。「上から音が降ってくるなんて、一体どんな体験になるのか想像がつかない」「次世代テレビはこれしかない」「この音響技術が自宅で体験できるなら、多少高くても納得だ」といった、驚きと期待の声が多く見受けられました。特に映画やゲームなど、音の臨場感が没入感を大きく左右するコンテンツを楽しむユーザーからの関心が非常に高いようです。私見ですが、この立体音響技術は、今後のプレミアムテレビにおけるスタンダードな機能となっていく可能性を秘めているのではないでしょうか。