【北海道東川町】観光が変わる!シェアサイクル「コギコギ」が拓く新たな旅のスタイルとインバウンド戦略

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

北海道の東川町とその周辺地域で、観光の可能性を大きく広げる注目すべき実証実験が開始されました。自転車シェアリングサービスを展開するコギコギ(東京・渋谷)などが、2019年6月12日から約5カ月間にわたるシェアサイクルの運用テストをスタートさせたのです。この取り組みの目的は、自転車で手軽に移動できる環境を整備し、これまで見過ごされていた新たな観光需要を掘り起こすことにあるでしょう。

この実証実験の対象エリアは、東川町に加えて、道内第二の都市である旭川市、そして空の玄関口である旭川空港を擁する東神楽町にまたがっています。特に旭川空港や人気の観光スポットである旭山動物園といった主要な地点を含むエリア内7カ所にポート(拠点)を設置し、合計30台の電動アシスト自転車が用意されました。バッテリーとモーターの力で坂道や長距離の移動を格段に楽にしてくれる電動アシスト自転車の導入は、観光客にとって非常に魅力的だと考えられます。

サービスの料金設定は、6時間で1,500円、12時間で1,800円とされています。この手軽な価格帯は、短時間での移動はもちろん、広範囲をじっくりと巡りたい旅行者にとっても利用しやすい設定といえるでしょう。このコギコギの実証実験は、同年10月中旬までの期間、利用者の動向や、サービス運営に必要なコストなどが細かく検証される計画です。

近年、シェアサイクル、またはサイクルシェアリングと呼ばれる自転車を複数人で共有するサービスは、全国各地で急速に導入事例が増加しています。特に、インバウンド(訪日外国人観光客)の主要な移動手段の一つとして期待が高まっている状況です。アジアを中心とした海外からの観光客が年々増加している旭川周辺地域において、今回の実証実験が地域の集客効果にどのような影響を与えるのか、その結果が注目されます。

このニュースに対し、SNS上では「旭川空港から東川町へのアクセスが便利になる」「レンタカーなしで観光できる選択肢が増えるのはありがたい」といった利便性の向上を歓迎する声が多く見受けられました。また、「電動アシストなら旭川の広大な土地も楽に回れそう」「移動そのものが楽しい旅の一部になる」など、新たな旅の体験への期待感も高まっているようです。この実証実験は、観光客の二次交通(主要な交通手段に接続する移動手段)の選択肢を豊かにするだけでなく、地域住民の移動手段としても将来的な可能性を秘めているのではないでしょうか。

私見ですが、この取り組みは、単に移動手段を提供するだけでなく、地域全体を一つの大きな「観光ゾーン」として捉え直す上で、極めて重要な意味を持つと考えられます。北海道の雄大な自然を肌で感じながら、自分のペースで自由に移動できるシェアサイクルは、アドベンチャートラベルを求める旅行者にとって最適なツールとなるでしょう。地域資源をより深く体験し、消費行動を促す起爆剤となることを強く期待しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*