【環境対策】すかいらーくHDが「プラ製ストロー」を7月に全廃へ!ジョナサン・バーミヤン含むグループ全店で進む「脱プラ」の波

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大手外食チェーンを展開する、すかいらーくホールディングス(HD)が、グループ全店でプラスチック製ストローの提供を廃止するとの発表に、大きな注目が集まっています。すでにファミリーレストランの代名詞ともいえる「ガスト」では、2018年12月からプラスチック製ストローの使用を取りやめていましたが、このたび、「ジョナサン」や「バーミヤン」といった主力13ブランドにもその動きを拡大するものです。これにより、2019年6月6日には約1,400店でプラ製ストローが撤去され、来る2019年7月には、グループ全体での全面廃止が実現する見通しです。

プラスチックは安価で加工しやすいため、これまで私たちの生活のあらゆる場面で活用されてきました。しかし、その多くが自然界で分解されにくく、特に海に流れ出したプラスチックごみが、海の生態系に甚大な影響を与えることが世界的な問題となっています。この「海洋プラスチックごみ問題」の解決に向け、企業が具体的に取り組む姿勢を示すことは、消費者からの信頼獲得にもつながるでしょう。すかいらーくレストランツ傘下の主要チェーンでのこの決断は、飲食業界における環境配慮の大きな一歩として評価すべきだと考えます。

今回の取り組みでは、「ジョナサン」や中華料理の「バーミヤン」など、多くの人に愛されるブランドでプラスチック製ストローの使用をやめます。その代わりに、もし来店客からストローの要望があった場合や、タピオカドリンクのようにストローが必要な飲料を提供する際には、トウモロコシなどを原料とする「生分解性ストロー」を提供します。この「生分解性」とは、微生物の働きによって最終的に水と二酸化炭素に分解される性質を指し、環境負荷の低減に役立つ素材として期待されています。こうした代替品の導入は、利便性を保ちつつ環境に配慮するという、企業努力の表れです。

すかいらーくHDの発表を受け、SNSでは「環境に優しい取り組みで素晴らしい」「さすが大手、思い切りが良い!」といった肯定的な意見や、「これで安心して外食できる」と歓迎する声が多く見受けられました。一方で、「タピオカ飲むときは紙ストローだと使いにくいのでは?」など、代替素材に対する使い心地への懸念を示す声もあり、今後の動向に注目が集まるところです。しかし、使い慣れたプラスチック製品を別のものへ切り替える際には、多少の不便さは伴うもの。地球環境を守るため、私たち消費者も少しずつ意識を変えていく必要があるのではないでしょうか。

「脱プラ」の流れは加速!レジ袋有料化の動きも

すかいらーくグループの決断は、日本国内で加速する「脱プラ」(脱プラスチック)の動きを象徴しています。すでに「ガスト」がプラスチック製ストローの提供を中止したのに続き、他の外食チェーンでも同様の取り組みが広がりを見せています。さらに、当時の原田義昭環境相が、スーパーやコンビニエンスストアなどで使われる「レジ袋の有料化」に向けた法整備を進める考えを示していることからも、プラスチック削減は一過性のトレンドではなく、社会全体で取り組むべき喫緊の課題であることがわかります。

プラスチックは安価な優等生でしたが、その利便性の裏側で地球環境へ与える影響が無視できなくなりました。外食産業のように多くの消費者に触れる機会を持つ企業が、率先して環境対策を講じることは、社会全体への意識改革を促す大きな力となるでしょう。企業による責任ある行動と、私たち一人ひとりの環境配慮への意識が結びつくことで、より良い未来を築いていけると確信しています。

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