🚢突如のクルーズ船禁止!米政府のキューバ渡航制限強化が観光業界と予約80万件に与える衝撃

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2019年6月4日、アメリカ政府がキューバへのクルーズ船による渡航を突如禁止した決定は、世界中の観光業界に激震を走らせました。この制裁強化は、南米ベネズエラのマドゥロ政権を支援しているとされるキューバに対し、経済的な圧力をかける狙いがあると考えられています。米国民によるクルーズ船利用を突然禁じたこの措置によって、すでに予約されていた約80万件もの旅行計画に影響が及ぶことが、クルーズ船運航会社の業界団体であるクルーズライン国際協会(CLIA)への取材で明らかになっています。

この決定を受けて、アメリカの大手クルーズ船運航会社であるカーニバル社は、即座にキューバへの運航を中止せざるを得なくなりました。同社は「米政府の政策変更により、これ以上のキューバ行きクルーズ船は運航できない」との声明を出しています。また、他のクルーズ船運航会社も、すでに出発している便についてもキューバへの寄港を取りやめる方針を示しており、予約客は急な旅程変更や中止に直面している状況でしょう。CLIAのアダム・ゴールドスタイン会長は、事前の予告なく全てのコース変更を迫られたことに失望の意を示し、「クルーズを楽しみにしていた乗客に心から申し訳なく思う」とコメントしています。SNS上でも、突然の旅行中止や変更を強いられた予約客の戸惑いや怒りの声が多数見受けられ、対応に追われる船会社への同情や、政府の決定に対する批判的な意見が飛び交っています。

もともと、アメリカからキューバへの渡航は、バラク・オバマ前政権下でクルーズ船の利用が許可されたことで一気に増加しました。特に空路を利用するよりも、クルーズ船を使った訪問の方が多かった経緯があり、今回の禁止措置は旅行者にとって大きな打撃となります。キューバでは観光業が、国にとって非常に重要な「外貨獲得の手段」となっています。外貨とは、貿易や国際取引に使われる自国以外の通貨のことです。この観光収入が途絶えることで、キューバ経済は深刻な打撃を受けることが必至であり、一気に景気後退の局面へと陥る可能性も指摘されています。

私の意見としては、アメリカとキューバ間の政治的な対立が、何の罪もない一般の旅行者や、キューバで観光業に従事する人々の生活に直接的な影響を与えるのは、非常に残念なことであると感じます。制裁という手段は、時に目的を達成する上で必要とされるかもしれませんが、約80万件もの予約に影響を与え、多くの人々の期待や計画を突然打ち砕くことは、その影響の大きさを考えると、慎重であるべきでした。国際社会の安定のためにも、両国間での対話を通じて、こうした影響を最小限に抑える解決策を見出してほしいと強く願っています。

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