🍶福島が誇る日本酒でEUの心を掴む!輸入規制緩和へ向けた「食の安全」アピール大作戦

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2019年6月13日、ベルギーの首都ブリュッセルにおいて、欧州連合(EU)日本政府代表部は、EUの重要関係者や各国の大使・外交官数百名を招いた大規模なパーティーを開催しました。この催しの最大の目的は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を経験した福島県の「食の安全」を世界に強く印象づけ、現在も一部残る日本産食品に対する輸入規制の一層の緩和を訴えることにあったのです。

パーティーでは、福島県産の極上の日本酒や食品が惜しみなく振る舞われました。出席した外交官の一人が「おいしい。もっとアルコールが強いと思っていたけれど、これならたくさん飲めそうだ」と話すなど、日本酒の洗練された味わいは、ゲストの皆様から大変好評を博しました。これは単なる試飲会ではなく、福島の確かな復興と、そこで生み出される食品の高品質と安全性の高さを、五感を通じて体感してもらうための重要な外交の場となりました。

世界が認めた福島の美酒と熱き復興への想い

特に注目を集めたのは、福島が世界に誇る美酒の数々です。奥の松酒造(二本松市)の「奥の松 あだたら吟醸」など、6社の日本酒が出品されました。奥の松酒造は、世界的なワイン品評会であるインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)の日本酒部門で、2018年の最優秀賞を受賞しており、その品質は折り紙付きです。このような世界的な評価を得た銘柄を振る舞うことで、福島の酒造りの技術と、徹底した品質管理体制をアピールすることができたでしょう。IWCとは、ロンドンで毎年開催される、ワイン業界において最も権威のある国際コンペティションの一つで、日本酒部門は日本酒の地位向上に大きく貢献しています。

代表部大使の児玉和夫氏は、冒頭の挨拶で、震災と原発事故による荒廃から福島県が着実に立ち直り、復興を続けていることを力強く語り、升に注いだ福島の酒で参加者とともに乾杯しました。会場には、ベルギーやオランダ、ドイツ在住の福島県出身者の方々も応援に駆けつけ、地元の誇りである日本酒やつまみをゲストに勧めるなど、熱心に福島の魅力を伝えていました。この熱意こそが、福島の復興への真摯な姿勢を示す証だと言えます。

SNSでも共感の嵐!「規制緩和」という大きな壁への挑戦

この催しは、SNSでも大きな話題となりました。「福島の酒が世界で認められて誇らしい」「外交の場で日本の食の安全をアピールするのは素晴らしい戦略だ」といった、多くの共感と応援の声が寄せられています。特に、「食の安全」という言葉は、世界中の人々の関心を集める重要なキーワードであり、今回の取り組みは、風評被害を払拭し、国際的な信頼を回復するための最善の方法の一つでしょう。

日本政府は、欧州各国の食品安全分野に強い権限を持つEUに対して、現在も残る一部の日本産食品に対する輸入規制の撤廃を強く求めています。今回のパーティーは、まさにその交渉を有利に進めるための布石であり、EUの関係者や各国の外交官に直接、福島の食品の安全性と美味しさを体験してもらうことで、輸入規制緩和への理解を深めてもらうことが狙いでした。私は、福島の復興への努力と、世界に通用する品質の高さは、必ずやこの大きな壁を打ち破る力になると信じています。

この熱意と確かな品質が、EUの厳しい安全基準をクリアし、一刻も早い輸入規制の緩和へと繋がることを、心から願ってやみません。福島の「食」が、再び世界中の食卓を豊かにする日が、すぐそこまで来ているでしょう。

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