自動車販売業界に大きな激震が走るニュースが飛び込んできました。ホンダや日産のディーラーを傘下に持つVTホールディングスは、2019年09月20日、カーコーティング界の風雲児であるKeePer技研と資本業務提携を結ぶことを正式に発表したのです。この提携により、両社の強みを融合させた新たなカーライフの提案が期待されています。
今回の提携規模は非常に大きく、VTホールディングスは約40億円という巨額の資金を投じる計画です。2019年10月01日には、KeePer技研の議決権のうち20.06%に相当する株式を取得する見通しとなっています。これにより、KeePer技研はVTホールディングスの持ち分法適用関連会社となり、両者は経営面でもより深い協力関係を築いていくことになるでしょう。
KeePer技研といえば、ガソリンスタンド向けのコーティング資材開発や、洗車専門店「キーパーラボ」の運営で知られるプロフェッショナル集団です。ここで言う「資本業務提携」とは、単にお金を出し合うだけでなく、互いの技術や顧客網を活用して事業を拡大させる攻めの戦略を指します。SNS上では「ディーラーで高品質なKeePer施工ができるのは嬉しい」といった期待の声が続出しています。
私自身の視点から見ても、この提携は極めて理にかなった戦略だと確信しています。新車販売を主軸とするディーラーと、愛車の美しさを維持するアフターケアのスペシャリストが手を組むことは、ユーザーにとっても大きなメリットがあるからです。車を買う時から手放す時まで、一貫して高品質なメンテナンスが受けられる体制は、顧客満足度を飛躍的に高めるに違いありません。
VTホールディングスが展開する広大なディーラー網に、KeePerの高い技術力が導入されることで、中古車販売時の中加価値向上も期待できるでしょう。2019年09月21日現在の市場環境において、車を「所有」から「愛着を持って維持する」時代へとシフトする中、この両社のタッグは業界のスタンダードを塗り替える可能性を秘めているのではないでしょうか。