香川の夜が魔法にかかる!県庁展望室で楽しむ「ネイキッド」制作の幻想的な夜景アート

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

2019年09月20日より、香川県庁の21階にある展望室にて、まるで魔法をかけたような幻想的な映像作品の公開が始まりました。地上90メートルの高さから見渡す高松市の美しい夜景を背景に、窓一面へ花火や色鮮やかな魚の群れ、そして瀬戸内の島々が映し出されています。この試みは、現実の景色とデジタルアートが融合し、訪れる人々を未知の感動へと誘う特別な空間演出となっているのです。

SNS上では、さっそく足を運んだ方々から「県庁の展望室が別世界になっている」「無料でこのクオリティは信じられない」といった驚きの声が次々と上がっています。特に光の粒が夜空に溶け込んでいく様子は、まさにフォトジェニックの一言に尽きるでしょう。今回の演出を手掛けたのは、プロジェクションマッピングなどの空間プロデュースで世界的に知られるクリエイティブカンパニー、ネイキッド(NAKED, INC.)です。

ここで「プロジェクションマッピング」について少し解説しましょう。これは、建物の形状や窓ガラスといった立体物に映像を投影することで、その場所が持つ魅力を引き出し、ダイナミックな視覚体験を作り出す技術を指します。今回は窓ガラスそのものをスクリーンに見立てることで、実際の夜景と映像が重なり合い、まるで夜空に直接絵を描いているかのような「ナイトアクアリウム」のような没入感を味わえるのが最大の特徴です。

瀬戸内国際芸術祭を彩る「夜型観光」の新たな試み

香川県がこのプロジェクトを企画した背景には、2019年09月28日から開幕する「瀬戸内国際芸術祭2019」の秋会期があります。島々を巡る観光客の皆さんに、日が暮れた後も高松市内で有意義な時間を過ごしてほしいという願いが込められているのでしょう。昼間の芸術鑑賞で高まった感性をそのままに、夜は地上90メートルのパノラマビューとともに、アートの余韻に浸ることができる贅沢な仕掛けといえます。

県としては、日帰り客だけでなく宿泊を伴う観光客を増やすため、夜間の楽しみを提供する「夜型観光(ナイトタイムエコノミー)」の強化を戦略的に進めています。編集者としての私の視点では、役所の堅苦しいイメージがある「県庁」という場所を、最先端のアートスポットとして開放する柔軟な姿勢に非常に好感を持ちました。公的な施設が、市民や旅行者が気軽に集まれるエンターテインメントの拠点になるのは素晴らしいことですね。

こちらの展示は2019年11月24日まで開催される予定で、入場料は一切かかりません。見学時間は午後18時30分から午後22時までとなっており、ディナーの後や仕事帰りにふらっと立ち寄るのにも最適です。高松の夜を彩る光の祭典は、きっとあなたの心に深く刻まれる思い出になるはずです。大切な人と一緒に、宝石箱をひっくり返したような絶景とデジタルアートの共演をぜひ体感してみてください。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*