信州大学経法学部では、2019年10月16日より、毎年恒例となっている特別な学びの場「経営者と企業」がついにスタートします。この講義は、長野県経営者協会との強力な連携によって実現したもので、地元を牽引する企業のトップたちが教壇に立つという、非常に贅沢なカリキュラムです。大学という枠を超え、ビジネスの最前線で戦う経営者の生の声に触れられる機会は、学生のみならず多くの人々にとって貴重な刺激となるに違いありません。
2019年度の講義スケジュールは、2019年10月16日から2019年12月11日までの全8回にわたって展開される予定です。毎週水曜日の午後に、松本市にあるキャンパス内で熱い議論が交わされることでしょう。なお、2019年10月30日は休講となりますが、その他の週はトップリーダーたちが順次登壇します。長野県内の名だたる企業を率いるリーダーが講師を務めるこの講義は、信州大学の「名物」として2000年度から長年愛され続けてきました。
今回の講師陣も非常に豪華な顔ぶれが揃いました。スワテック建設を率いる岩波寿亮社長や、地域金融を支えるアルプス中央信用金庫の吉沢祥文理事長など、多様な分野の重鎮がそれぞれの経営理念を語ります。ここでいう「経営理念」とは、企業が活動する上での根本的な考え方や大切にしている価値観を指す言葉です。成功体験だけでなく、現在直面している経営課題についても赤裸々に語られるため、実践的な知識を深められるはずです。
SNS上では「現役社長の話を無料で聴けるのは凄すぎる」「信大生が羨ましい」といった、驚きと期待の混じった反響が早くも広がっています。一般の方も当日の受付のみで、しかも無料で聴講できるという開かれた姿勢は、地域貢献を掲げる大学ならではの取り組みといえます。私個人としても、理論を学ぶ講義と、現実の厳しさを知る経営者の言葉が融合することで、参加者のキャリア観が大きく揺さぶられるのではないかと期待して止みません。
経営者とはいかなる存在であるべきか。その答えは、教科書の中だけではなく、実際に組織を動かしている人の言葉の中にこそ隠されているはずです。2019年10月16日の第1回講義を皮切りに、多くの受講生が新たな視点を得る姿が目に浮かびます。信州の経済を支えるリーダーたちの知恵に触れ、自分自身の未来や地域の可能性についてじっくりと考えを巡らせてみてはいかがでしょうか。これほど濃厚な時間は、他ではなかなか味わえません。