日本板硝子が南米で勝負!アルゼンチン工場増設で営業利益20億円増へ導く成長戦略

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

老舗ガラスメーカーの日本板硝子が、地球の裏側である南米市場で攻勢を強めています。同社は2021年3月期において、アルゼンチンでの生産能力増強が連結営業利益を約20億円も押し上げる見通しであることを明らかにしました。経済成長が著しいこの地域では、建物に使われる建築用ガラスや、モビリティ社会を支える自動車用ガラスの需要が非常に旺盛です。

今回の投資規模は総額で約226億円にのぼり、ブエノスアイレス近郊にある連結子会社の製造ラインを大幅に拡充します。新ラインの稼働は2020年前半を予定しており、これによりアルゼンチン国内の生産体制は2基体制へとパワーアップする形です。売上高ベースでも約200億円のプラス効果が見込まれており、同社の収益基盤を支える強力な柱となることが期待されています。

SNS上では「日本の技術が南米のインフラを支えるのは誇らしい」「新興国の成長を取り込むスピード感がすごい」といったポジティブな反応が目立ちます。一方で、アルゼンチンの経済情勢を不安視する声もありますが、現地に根付いた生産体制を構築することで、輸入コストを抑えつつ需要を確実に捉える同社の戦略は、非常に理にかなった一手であると私は考えます。

南米の需要爆発を追い風に!日本板硝子が描くグローバル戦略の全貌

専門的な用語で「フロートガラス」と呼ばれる板ガラスは、建築や自動車に不可欠な素材です。南米全域では、2022年までにガラス需要が2018年比で2割以上も増加するという予測が出ています。日本板硝子はすでにブラジルやチリにも拠点を構えていますが、今回のアルゼンチン工場の強化により、南米最大の市場圏を網羅する盤石なサプライチェーンが完成するでしょう。

単なる輸出ではなく、消費地に近い場所で生産を行う「地産地消」のモデルは、物流リスクを低減させるだけでなく、現地の雇用創出にも寄与します。2019年09月26日現在の発表によれば、この増産体制は地域の経済発展と密接にリンクしており、同社がグローバル市場で勝ち残るための重要な試金石となるはずです。今後の進捗から目が離せません。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*