【2019年最新】新千歳空港の利用客数に異変?韓国・香港線の減少を国内線がカバーできるか徹底分析

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北海道の空の玄関口として知られる新千歳空港から、2019年8月の利用状況に関する最新のデータが届きました。発表された数値によれば、1ヶ月間の総乗降客数は前年の同じ時期と比べて1%ほど減少した241万人となっています。数字だけを見ると微減に感じられますが、その内訳を詳しく紐解いていくと、現在の国際情勢が色濃く反映されている事実に驚かされるでしょう。

特に顕著な変化を見せているのが国際線エリアです。こちらは前年比で15%もの大幅な落ち込みを記録しており、空港内の活気に変化が生じています。最大の要因は、急速に冷え込んだ日韓関係の影響をダイレクトに受けた韓国路線の低迷です。この1ヶ月で韓国からの旅行客などは35%も減少しており、インバウンド需要に頼ってきた観光業界にとっては、正念場を迎えていると言えるのではないでしょうか。

また、民主化を求める大規模なデモ活動が長期化している香港の影響も無視できません。新千歳と香港を結ぶ路線についても、前年より12%利用者が減少するという結果になりました。インバウンドとは、外から中へ入ってくる「訪日外国人旅行」を指す専門用語ですが、政治的な不安定さが、いかに人々の「旅への意欲」を削いでしまうのかが、今回のデータからも如実に伝わってきます。

一方で、希望の光となっているのが日本国内を結ぶ国内線の存在です。こちらは前年比で1%の増加を見せており、根強い北海道観光の人気を証明する形となりました。SNS上では「韓国便が減って寂しいけれど、今は国内旅行で北海道を応援したい」といった温かい声や、「空いている今のうちに北海道グルメを満喫しよう」という前向きな投稿が散見され、多くの日本人が北海道の魅力を再確認しているようです。

編集部としての意見ですが、特定の国に依存しすぎる観光モデルは、今回のような情勢不安の際に大きなリスクを伴うことが明確になりました。今後は2019年9月26日現在の状況を踏まえ、特定の地域に偏らない多様なプロモーションが求められるはずです。韓国路線の運休や減便は今後もしばらく続く見通しですが、この苦境を機に、新たなファン層を開拓していく強かさが北海道観光の未来を左右するでしょう。

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