【2019年最新トレンド】低カロリー&高栄養の「第3のミルク」!アーモンドミルクが美容・健康志向の女性を魅了する理由とは?

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今、美容と健康を意識する人々の間で、「アーモンドミルク」の人気が急上昇しています。これは、アーモンドを原料とする植物性ミルクで、牛乳や豆乳に続く「第3のミルク」として、私たちの食卓に確かな地位を築きつつある注目の存在です。低カロリーで、特にビタミンEが豊富に含まれていることから、美しさと健康を願う女性を中心に、多くの消費者の支持を集めている状況です。

市場規模は、牛乳(約5,500億円)、豆乳(約550億円)と比較すればまだ小さいものの、アーモンドミルクの国内販売額は、2018年に50億円を達成し、前年比で18%増という目覚ましい成長を見せています。販売量も毎年拡大しており、2018年には1万キロリットルを突破しました。飲料として飲むだけでなく、料理に活用する層も増えており、その浸透のスピードは決して侮れないものだと感じます。

2019年5月下旬には、イトーヨーカドー大井町店などで、試飲キャンペーンが展開されました。これは、アーモンドの実が熟し始める時期に合わせて、専門家で組織するアーモンドミルク研究会が定めた5月30日の「アーモンドミルクの日」に合わせた取り組みです。イトーヨーカ堂の担当者である長谷川広樹さんは「売れ行きは好調です。このキャンペーンをきっかけに、まだ試していない人にも飲んでもらいたい」と、商品への期待を語っていました。

世界的に、健康志向や菜食ブーム(ベジタリアンやビーガンといった、肉や魚を避ける食生活)を背景に、植物性ミルクの需要が大きく伸びています。ライスミルクなどさまざまな種類がありますが、アーモンドミルクの魅力は、何といってもその栄養価の高さにあります。特に、細胞の酸化を防ぎ、老化予防に役立つとされるビタミンEが豊富で、さらに低カロリーかつ食物繊維も含まれているのです。また、牛乳や大豆にアレルギーがある方でも、比較的安心して飲める点も大きなメリットでしょう。

実際に、SNSなどでは「アーモンドミルクは、牛乳の代わりに使えてカロリーも低いから罪悪感なく飲める」「コーヒーに入れると香ばしくて美味しい」「美容に良いと聞いて、毎日飲んでいる」といった、健康意識の高いユーザーからの好意的な反響が見受けられます。有名セレブやモデルが愛飲していることも、美容感度の高い女性たちの注目を集める大きな要因となっているようです。1歳のお子さんを育てる30代の働く母親も、「低カロリーなのに栄養が摂れるのが嬉しい」と、その利便性を評価しているそうです。

天然のサプリメントと呼ばれるアーモンドの力を手軽に

アーモンドは「天然のサプリメント」とも称されるほど、栄養素を多く含んでいます。粒のまま食べるのも良いですが、液状のミルクにすることで、体への栄養吸収がより良くなると考えられています。硬い粒をしっかり噛む手間がなく、小さな子どもから高齢の方まで、誰もが手軽に栄養を取り入れられるのは、液体ならではの大きな利点ではないでしょうか。

アーモンドミルクは、欧米では非常にポピュラーな飲料です。特に米国では、牛乳が飲めない人向けの代替飲料として、販売額がトップを誇り、スーパーの陳列棚でも広いスペースを占めていると聞きます。また、オーストラリアのカフェでは、メニューに頻繁に登場しているそうです。こうした海外での普及状況から見ても、日本でのさらなる成長は必然のように感じられます。

この成長市場に、飲料各社も大きな関心を寄せています。江崎グリコが販売する「アーモンド効果」シリーズは、2018年度の販売量が前年度比で44%増、販売額も39%増と、驚異的な伸びを示しました。同社の折原唯さんは、「購入理由の第1位は『おいしかったから』であり、継続して飲んでもらうには味の良さが最も重要だ」と強調されています。この指摘に基づき、同社は2019年3月に商品をリニューアルし、アーモンドを凍結粉砕して皮まで利用することで、栄養価を高めつつ、香ばしい風味をより楽しめるように進化させています。

また、ポッカサッポロフード&ビバレッジは、米国のアーモンド生産・販売大手であるブルーダイヤモンド・グロワーズ社と提携し、世界的なブランド「アーモンド・ブリーズ」を日本国内で展開しています。一般的な砂糖入りのオリジナル味やコーヒー風味に加えて、2019年5月下旬にはプロテイン入りの新商品も発売するなど、ラインナップを拡充しています。最近では、飲むことが日課になっている人や料理に使う人が増えている影響で、砂糖不使用の1リットルサイズの売れ行きも非常に好調なようです。

同社の大豆・チルド事業本部の加藤貴義さんは、「熱心な愛飲者、つまりヘビーユーザーが増加すると、素材本来の味を求める傾向が強くなる」と分析しています。この傾向は、料理への活用など、多様な利用シーンの広がりとともに、さらに加速していくことでしょう。米国をはじめとする海外のカフェでは、ラテなどに牛乳の代わりにアーモンドミルクを選ぶことができる店が多くあります。日本国内でも、UCCグループが運営する「LATTTE BEANS&ROASTERS」の自由が丘本店などで、一部メニューで選択可能になってきました。

2019年にはラグビーワールドカップ(W杯)、そして2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、訪日外国人(インバウンド)の増加が見込まれています。欧米で人気の高いアーモンドミルクが、海外からの観光客の目に触れる機会が増えることで、国内でのさらなる認知度向上と普及に、大きな追い風となることは間違いないでしょう。私たち編集部としても、低カロリー・高栄養のアーモンドミルクが、今後、日本の食文化にどのように根付いていくのか、その動向に注目していきたいと思います。

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