2019年09月30日、東京・表参道に新たなティーカルチャーの拠点となる「カムバイティー(COMEBUYTEA)」の日本第1号店がオープンしました。TSUTAYAを展開するCCCグループがライセンスを受けて運営するこの店舗は、世界6カ国で愛される台湾発の本格派ティー専門店です。流行の発信地であるこのエリアに相応しい、スタイリッシュな空間が広がっています。
現在、街中ではタピオカドリンクが空前のブームを巻き起こしていますが、カムバイティーが提案するのはその先を行く「健康志向」なスタイルでしょう。メインのトッピングには、もちもちとした食感が楽しいタロイモボールや、ヘルシーなこんにゃくゼリーなどがラインアップされています。美容や健康に敏感な若い女性たちにとって、罪悪感なく楽しめる新しい選択肢になるに違いありません。
SNS上では早くも「タピオカの次が来た!」「自分好みに細かくカスタムできるのが嬉しい」といった声が溢れており、期待値の高さが伺えます。従来のカフェとは一線を画す、洗練された「サードプレイス(自宅や職場でもない第3のくつろぎの場)」としての価値を提供しています。中西一雄社長も、既存のカフェチェーンにはない独自の価値を創造することに強い意欲を見せています。
店内には、独自開発された専用の機械が導入されている点が大きな特徴です。まず茶葉を最適に粉砕し、その後わずか60秒ほどでフレッシュなお茶を抽出するティープレッソマシンが目を引きます。この「抽出」という工程を機械が担うことで、茶葉本来の豊かな香りと深い味わいを、いつでも最高の状態で引き出すことが可能になりました。
抽出されたお茶は、熟練の店員さんがバーテンダーのような鮮やかな手つきで、ミルクやフルーツジュースとブレンドしていきます。単にお茶を提供するだけでなく、作る工程そのものが一つのエンターテインメントとして楽しめるでしょう。お茶の種類は4つ、組み合わせるミルクやジュースは8種類、さらにトッピングも豊富に用意されています。
驚くべきは、そのカスタマイズの幅広さで、甘さや氷の量を含めると組み合わせは300種類以上にも及びます。その日の気分や体調に合わせて自分だけの一杯を作り上げる喜びは、現代のパーソナライズ志向に完璧にマッチしています。素材の味をストレートに楽しみたい方には、シンプルにお茶やジュースのみで注文することも可能となっています。
編集者としての視点では、この「カムバイティー」の進出は、日本の飲料文化が「ブーム」から「本質的な嗜好」へと進化する転換点だと感じます。単なる流行消費ではなく、茶葉の鮮度や抽出方法にまでこだわったスタイルは、大人の愛飲家をも満足させるはずです。価格帯も600円程度と手に取りやすく、表参道の新しい定番スポットとして定着していくことでしょう。