マックスバリュ北海道が鮮度革命で黒字浮上!2019年中間決算で見せた驚異のV字回復の裏側

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北海道の食卓を支える「マックスバリュ北海道」から、投資家や消費者を驚かせる明るいニュースが飛び込んできました。2019年9月26日、同社は2019年3月1日から2019年8月31日までの第2四半期累計期間における連結最終損益が、1億1100万円の黒字に転換する見通しであると発表したのです。

前年同期は1億8700万円の赤字を計上していたほか、当初の業績予想でも2000万円の赤字が見込まれていただけに、今回の「一転しての黒字化」はまさに快挙と言えるでしょう。SNS上でも「地元スーパーが元気なのは嬉しい」「最近野菜の質が良くなったと感じていた」といった、消費者のポジティブな反応が目立ち始めています。

好調の大きな要因として挙げられるのが、生鮮食品部門における徹底した「鮮度向上」への取り組みです。特に野菜の品質管理を強化したことで顧客からの信頼が厚くなり、本業の儲けを示す「営業利益」は前年同期の約3倍にあたる5億5900万円へと急増しました。これは、消費者が価格の安さだけでなく、食の安全や質をシビアに評価している証拠だと言えます。

今回の決算では、店舗などの資産価値が低下した際に帳簿価格を減らす「固定資産の減損処理(げんそんしょり)」により、2億3100万円の特別損失を計上しています。専門的な表現ですが、これは将来の不確実な損失を今のうちに処理して経営を健全化する手続きです。こうした大きなマイナス要因を、本業の勢いだけで跳ね返した点には驚きを隠せません。

編集部としては、今回のV字回復は単なるコスト削減の結果ではなく、顧客満足度を第一に考えた「質の追求」が実を結んだものだと評価しています。厳しい小売業界において、鮮度という基本に立ち返ることが最強の戦略であることを証明した格好です。地域密着型の強みを活かした同社の快進撃は、2019年後半の流通業界においても注目の的となるでしょう。

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