⛳️鈴木愛、難関28ホールを乗り越え掴んだ自信! 絶妙パット連発で全英女子オープンへ確かな足跡

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2019年6月17日、「宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」は、プロゴルファーの鈴木愛選手にとって、まさにタフな戦いとなりました。2日目以降、生命線ともいえるドライバーショットが不安定になるという苦しい状況のなか、彼女の最大の武器となったのがパッティングです。ご本人も「特にきょうの後半9ホールはいいパットが多かった」と振り返るほど、グリーン上でのプレーが冴えわたっていました。難解なグリーンを読み切る卓越した技術は、ファンを大いに魅了したことでしょう。

なかでも、究極の一打といえるのが、16番(パー3)で見せたファーストパットです。カップまで12メートルという距離に加えて、初めは左に曲がるフックライン、途中から右に曲がるスライスラインへと変化する、非常に複雑なラインでした。鈴木選手も「2~3メートルのパーパットが打てればいいかな」と、パーセーブは難しいと割り切って打ったといいます。パットはショートするかと思われたものの、5メートルほど進んで下り坂に入ると勢いが増し、なんとカップのそばでぴたりと止まる絶妙なタッチを見せたのです。

大会アンバサダーを務める宮里藍選手も、この神業のようなパットには驚きを隠せず、「10回に1回寄るかどうか」と舌を巻くほどのスーパープレーでした。昨シーズンに平均パット数ツアー1位(1.741)を記録した彼女の面目躍如といえるでしょう。この「パットの名人」ぶりに対して、SNSでは「やはり鈴木愛のパットは世界レベル」「難しいラインを読み切る集中力がすごい」といった称賛の声があふれ、多くのゴルフファンに感動を与えたようです。

しかし、この日の鈴木選手は、ただパットが好調だっただけではありません。左足首に痛みを抱えるなか、サスペンデッド(日没などで競技が一時中断すること)によって前日に消化できなかった第3ラウンドの10ホールを含め、合計28ホールをラウンドするという、まさに「果てしない長旅」に挑みました。この過酷な一日を乗り切るため、彼女は午前3時に起床し、トレーナーによる入念なマッサージを受けてからスタートに臨んだそうです。すべてのホールを終えた後の場内インタビューで開口一番「本当に疲れたので帰って寝たい」と率直な気持ちを吐露されたことからも、その疲労の大きさが伝わってきますね。

3月の「ヨコハマタイヤPRGRレディス」で優勝されて以降、ご自身が納得のいくプレーができていなかったという鈴木選手。その流れを変えるきっかけとなったのが、今月2日まで行われた「全米女子オープン」への出場でした。日本のツアーでは、つい賞金ランキングなどに意識が向かいがちですが、世界最高峰の舞台では純粋にゴルフに没頭できたといいます。結果は22位だったものの、「自分らしいプレーができた」という確かな手応えを感じられたのでしょう。この経験が、今回のタフな戦いを乗り切る精神的な支えになったと考えられます。疲労困憊のなか、驚異的な集中力で乗り切ったこの一戦は、鈴木選手が強い思い入れを抱く8月の「全英女子オープン」に向けた、非常に大きな自信へと繋がるに違いありません。この経験を糧に、さらに大きな舞台で躍動されることを期待しています!

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