【テレビの新時代】NHK同時配信開始へ!フジテレビが本格検討する「見逃せない」戦略と課題を徹底解説

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2019年6月17日、フジテレビの宮内正喜社長は、定例記者会見にて、NHKが2019年度中の開始を目指している放送番組の「同時配信」に対する具体的な対応策を検討していく方針を明らかにされました。同時配信とは、テレビ放送とインターネット配信を文字通り同時に行う仕組みのことであり、これにより視聴者はテレビ受像機だけでなく、スマートフォンやタブレットなどの端末でも、リアルタイムで番組を視聴できるようになるため、視聴者の利便性は格段に向上するでしょう。

宮内社長は、「放送事業者として視聴者の利便性を追求する観点から、技術革新に則った様々な形でのサービス展開を進めていかなくてはならない」という強い考えを示しており、フジテレビとしても同時配信の導入を視野に入れ、社内で本格的な検討を進める意向を示されました。これは、現代の視聴環境の変化、特に若年層を中心としたテレビ離れへの対応策として、非常に重要な一歩だと私は考えています。テレビ局が伝統的な放送の枠を超え、デジタルシフトを進めることは、コンテンツの価値を最大限に高めるために不可欠な動きであると言えるでしょう。

しかしながら、この新たな取り組みには多くの克服すべき課題が山積していることも事実です。宮内社長は、具体的に「開発費用やランニングコスト、著作権、そして地域制御の問題」など、クリアにすべき細かな条件がまだ多く残っていると指摘されました。例えば、著作権については、テレビ放送とインターネット配信では権利の扱いが異なるケースがあり、出演者や楽曲などの許諾を改めて得る必要がある場合があります。また、地域制御、すなわちジオブロッキングは、放送エリアの制約がある地上波の番組を、配信エリア外から視聴できないようにするための技術的な課題であり、これら一つ一つを丁寧にクリアしていく必要がございます。

フジテレビは、これらの課題解決に向けて、2019年秋頃を目途に、同時配信への対応を検討するための社内体制を整える考えを示されました。この発表に対し、インターネット上、特にSNSでは「ついに民放も同時配信に前向きになったか」「これでいつでもどこでもフジテレビの番組が見られるようになる」といった、期待感を示す反響が多く見受けられます。視聴者からは、生活スタイルに合わせて番組を視聴できることへの期待が高まっており、この動きはテレビ業界全体を大きく変えるきっかけとなるに違いありません。視聴者の多様なニーズに応えるためにも、フジテレビがどのような形で同時配信を実現するのか、今後の動向に大いに注目が集まるでしょう。

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