【MLB】ダルビッシュ有、10戦連続「勝敗なし」の怪記録!自らのバットで援護も完全復活への道は険しく

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シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が、2019年06月21日の試合に先発登板しましたが、またしても勝敗がつかないままマウンドを降りました。これでなんと、オープナー(短いイニング限定の先発)を除いた先発登板において、10試合連続で勝敗がつかないという事態に陥っています。球団の記録によると、これは1977年以来という歴史的な「珍事」だそうです。勝利投手にも敗戦投手にもならないという状況がこれほど続くのは、長いメジャーリーグの歴史でも極めて稀なケースと言えるでしょう。

試合後、ダルビッシュ投手は「勝ちも負けもしないというのは、何もやっていない感じがする」と、自身の投球結果に対して複雑な心境を吐露しました。さらに「もちろん勝ちにはいくけど、ここまで来たら1回ぐらい歴史に名を残してもいい」と、記録的な足踏み状態を自虐的なジョークで笑い飛ばす場面も見られましたが、その表情からはエースとしての責任感と焦りが入り混じっているように感じられます。

打撃で魅せるも、直後の失点に課題残る

この日のダルビッシュ投手は、マウンド上での苦闘とは裏腹に、バッターボックスでは驚異的な集中力を発揮しました。2回には「逆方向を狙っていた」という読み通り、ライト前へ勝ち越しとなるタイムリーヒットを放ちます。さらにその後も変化球を狙い打ちしてセンター前ヒットを記録するなど、自らのバットで得点を演出し、チームに貢献しました。投手でありながら攻撃の起点となる姿は、ファンの歓声を誘う見せ場を作ったと言えます。

しかし、課題は「その後」にありました。自らのヒットでリードを奪ったり、逆転のきっかけを作ったりした直後のイニングで、本塁打を浴びて失点するという悪循環が続いたのです。味方打線や自分自身のバットで援護をもらいながら、そのリードを守り切れない展開は、投手心理としては非常に苦しいものです。特に同点ソロホームランを許した場面など、要所での踏ん張りが利かなかったことが、今回の「勝敗なし」という結果に直結してしまいました。

遠い「完全復活」とファンの声

SNS上では、この珍しい展開に対して様々な反響が寄せられています。「ダルビッシュ、打つ方は大谷翔平みたいになってる」「自分で打って自分で打たれる、一人マッチポンプ状態」「勝ち運がなさすぎるのか、勝負弱いのか分からない」といった、打撃への称賛と投球への不安が入り混じったコメントが多く見受けられました。ファンとしても、彼のポテンシャルを知っているだけに、もどかしい思いを抱えているようです。

ダルビッシュ投手は2019年04月27日を最後に白星から遠ざかっており、右腕の故障からの完全復活を期待されながらも、まだ本調子とは言えない投球が続いています。「少し球速が出ていなかったけど、いいところはいっぱいあった」と本人が語るように、手応えはあるのでしょう。しかし、編集者としての私見を述べれば、やはりファンが一番見たいのは「投手・ダルビッシュ」が相手打線を圧倒し、白星を挙げる姿です。次回の登板こそ、この長いトンネルを抜け出し、快投を見せてくれることを期待してやみません。

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