2019年6月27日、米・アナハイムで行われたエンゼルス対アスレチックス戦において、日本の至宝がまたしても歴史に名を刻みました。大谷翔平選手が「3番・指名打者(DH)」として先発出場し、ファンが待ちわびていた一発を放ったのです。試合は3回、2対1とリードを許す展開で迎えた打席でした。大谷選手は左中間スタンドへと突き刺さる、逆転の10号2ランホームランを叩き込みました。
特筆すべきは、これがただのホームランではないという点です。メジャーデビュー1年目から続く、2年連続での2桁本塁打達成となりました。この記録は、日本人メジャーリーガーとしては松井秀喜氏、井口資仁氏、城島健司氏、福留孝介氏に続く、史上5人目の快挙となります。偉大な先輩たちの系譜に、また一人、若き才能が並んだ瞬間でした。
SNSでも称賛の嵐!逆方向への驚愕パワー
インターネット上では、この一発に対して驚きと喜びの声が溢れかえっています。「朝から最高のニュース!」「逆方向(レフト側)へあそこまで飛ばすなんて信じられない」「2年連続は本物の証」といったコメントがSNSのタイムラインを埋め尽くしました。特に、引っ張ってライト方向へ飛ばすのではなく、左中間という深い位置へ放り込むパワーに対し、多くのファンが度肝を抜かれたようです。
私自身、このホームラン映像を見て鳥肌が立ちました。打った瞬間は外野フライかと思わせるような打球が、ぐんぐんと伸びてスタンドまで届く。これは大谷選手特有の「逆方向への長打力」であり、彼のバッティング技術とパワーが完全にメジャー仕様であることを証明しています。怪我からの復帰シーズンでありながら、これだけのパフォーマンスを見せる精神力には脱帽するしかありません。
ダイヤモンドバックス・平野佳寿も圧巻の火消し
一方、同日に行われたダイヤモンドバックス対ジャイアンツ戦では、平野佳寿投手が輝きを放ちました。2対1とリードした6回、無死一、二塁という絶体絶命のピンチで2番手としてマウンドに上がった平野投手。プレッシャーのかかる場面でしたが、見事に後続を断ち、1回と3分の1を完璧に抑える好救援を見せました。
大谷選手の華やかなアーチに注目が集まりがちですが、平野投手のような、試合の流れを左右する場面で仕事を完遂する「職人技」もまた、野球の醍醐味と言えるでしょう。厳しい場面であればあるほど燃える、彼のメンタルの強さがチームを救いました。今日のメジャーリーグは、日本人選手たちの活躍が光る、我々にとって非常に誇らしい一日となりました。