オンライン授業で加速くする学習効率☆非効率な対面でのライブ授業がオワコン化

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生まれた時からインターネットで世界中の情報に双方向でアクセスできるZ世代の常識は、中高年世代にとって異次元である。

分からない言葉を検索すれば、教科書よりも詳しく情報が整然と解説されている環境。

youtubeで無料公開されている動画解説が、学校の先生より分かりやすい状況。

各種学習サイトや解説サイトにアクセスすれば、スマホ一つで参考書よりも便利に学習できる現実。

隙間時間でオンライン講義を視聴したり、倍速再生も簡単に出来てしまうネット動画。

もはや教室に通って、必ずしも有益とはいえ得ない教師の授業を対面で受けるのは無意味となりつつある。

早く・効率的に・便利に学べる環境が身近に整った現代社会のオンライン講義は、最高のコスパを誇るといっても過言ではない。

無駄だらけの対面講義


ひと昔前、学校や塾の授業は教室まで通って、リアルな先生の講義を聴くのが当たり前でした。

ノートやテキストに先生の説明や板書を書き写し、家に帰ってから手書きのノートを見ながら復習なんていう勉強をしてきた人も多いでしょう。

同じ授業は一度しか聞けないので、重要なことを聞き漏らさないように必死でノートを取ったり、休んだ時は友達のノートを見せてもらったりするのが普通でした。

また、数十分の説明の中で、ある生徒にとっては聞く必要のない説明をだらだら聞かなければならなかったり、逆に一度聞いただけではよく理解できなかったりすることもあるものです。

私は学生時代、常々、授業は理解したり暗記できるまで何度も聞けたり、自分にとって必要のない説明はワザワザ聞かなくても済むようになれば効率的だと、何度も思った記憶があります。

そうです。教室に通って、その場限りの一度しか聞くことが出来なく、自分にとって不必要な説明をだらだら聞かなければならない対面講義は、非常に無駄の多い非効率な勉強なのです。





教室に通ってのライブ授業は時代遅れ


しかし時代は変わりました。

有名講師の質の高い講義をオンラインで好きなだけ再生できるサービスが主流となり、youtubeなどの動画投稿サイトが成長することで、あらゆる専門分野の詳しい解説が無料で視聴できるようになりました。

何時でも何処でもオンラインで講義が聞けることから、分からない箇所を繰り返し再生したり、無駄な箇所を省いて視聴することもできます。

また、チャット機能を備え、一方通行の解説ではなく、双方向のコミュニケーションも容易になり、学習効率が格段に向上しています。

さらに倍速再生でより短時間で大量の情報を習得することも可能になりました。

倍速で再生すると説明がしっかり聞けず、理解が進まないと思われがちです。

しかし高速の音声を聞くことで脳が活性化し、頭の回転が速くなることが科学的に明らかになっています。

私は、聞き取れる範囲で出来るだけ再生速度は速くする方が、時間短縮と脳の活性化のために効率的だと考えています。

そもそも、講義の話の内容が聞き取れる範囲内であれば、通常速度で1度講義を聞くより、2倍速で2回聞く方が、記憶の定着の面でも、知識の理解の面でも優れているはずです。

不必要にに時間をかけたうえで、必ずしも分かりやすいとは言えないライブ講義を、ダラダラと受けることは貴重で有限な時間を無駄にしていることにもなります。

もはや、必ずしも有用とは言えない講義を聞くためだけに、教室に通うことの価値がなくなってきていると言えるでしょう。



オンライン教育を否定し、対面講義を美徳とする古風な人たち


新たな技術革新がもたらされ、今までの常識が覆された時、変化を柔軟に受け入れることが出来ず、反発する人が必ずいます。

古い常識や慣習に慣れ親しんでいればいるほど、変化を悪と決めつけて批判する人がいます。

リアルな教室で先生と生徒が実際に対面する対面講義の臨場感や、リアルな生徒の反応を察知して臨機応変に講義手法を変更できる対面講義を盲信する人たちも未だに存在します。

「真の学力は生身の先生と生徒が直に接する中で獲得されるものである。」と青臭い持論を主張する古風な先生がいることも事実です。

定期的に教室に通って対面の講義を聴くことで、モチベーションの維持や強制力が生じることも事実です。

そのような対面の講義の価値をすべて否定するものではありませんが、いつでもどこでも何度でも視聴できる動画講義に比べ、ライブ講義のメリットはどんどん薄くなっているのが事実です。







リアルな教室でもIT化の流れ


家で視聴する動画講義の普及と同時に、リアルな教室でも電子黒板やタブレット端末などを使ったIT化の流れが加速しています。

生徒に個別に配布されたタブレット端末に授業のスライドや板書が表示されたり、画面上で問題演習ができて、個別の生徒の回答状況をリアルタイムで教師が確認することもできたりします。

先生が黒板に書いた板書を、ノートやテキストに必死に書き写す光景は、いずれ歴史の遺産と化し、学習のすべてがタブレット端末などのオンラインで完結するようになる日はやってこようとしているのです。



教育におけるIT化は、勉強のイメージを変革させる


学生時代、やりたくもいない宿題を机にかじりついて必死でやったり、聞きたくもない授業を眠気を堪えながら必死で聞いたりした経験が多くの人にあるはずです。

勉強という言葉に、苦痛を伴い、困難に耐えながら、無理やりやらされるものとのイメージが付きまといます。

しかし、今そうしたイメージが覆されようとしています。

テレビを見る感覚で、面白い動画講義を見れたり、ゲームをやる感覚でスマホやタブレット端末で問題演習が出来たり、勉強に対するハードルは確実に低くなっています・

従来の机に噛り付いてテキストと鉛筆片手に必死に作業するような、勉強のイメージはだんだんと薄くなっています。

勉強とは、本来「分からなかったことを知ることが出来たり、出来なかったことをできるようになったり」と楽しく、好奇心がくすぐられる側面もあるはずなのです。

IT社会の進行は、勉強というもののイメージにイノベーションを生じさせ、本来の学ぶことの素晴らしさを再認識させてくれるモノなのかもしれません。



もはや学校の存在価値すら疑問視されている


義務教育の役割は、勉強以外にも、集団生活で社会性を身に着けることや、道徳心を養うことだと言われてはいます。

確かに人と人とのリアルなコミュニケーションや、社会常識は生きていくために不可欠なものです。

究極的には、学校で身に着けるべきだとされる社会性は、企業で働く労働者を養成することに、一定程度役立ってきた側面はあるのかもしれません。

しかし、学問を習得することに特化して考えれば、学校に通って、画一的で非効率な授業を受けることは必ずしも必要なのかは疑問です。

集団生活での規律や、道徳心を培うのであれば、職業体験やスポーツなどの部活動をすることで培われるはずです。

学校社会に上手く馴染めず不登校になった子供が、別のコミュニティーで社会性を身につけることだって許容されていいはずです。

だとすれば、集団の中で社会性を身に着けることと、学問を習得することを一色単に捉え、学校に通って毎日非効率な授業を受けることなど、無意味だということができるのではないでしょうか。

今後、益々進むであろう、ビジネス界でのコミュニケーションのオンライン化を考えると、学校そのもののあり方が変わっていく必要があるのです。



お勉強をすることと社会性を身に着けることが一色単にされている日本教育の弊害


日本では教師に対して、資質の異なる多くの役割を求めています。

学校は一義的にはお勉強をするところではありますが、同時に社会の中で生き抜くための社会性を育む場所でもあります。

集団に所属したうえでの規律や立ち振る舞いを身につけさせることで、子供に社会性を身につけさせる必要性は否定しがたいです。

しかし社会性を身につけさせることと、テストや受験で成果を残すための学力向上は全く異なります。

学校教育の最大の欠点は、学力向上のためのお勉強の指導と、社会性を身につけるための指導を一色単にして同じ教師に担わせることです。

1人の大人としては信頼できるし尊敬できても、授業はメチャクチャわかりにくい先生もいます。

反対に特定の科目の授業は物凄くわかりやすく、学力を向上させ受験に立ち向かうための指導ノウハウに長けているものの、人としては信頼できない先生もいるでしょう。

さらにサッカーや野球、バスケといった特定のスポーツの指導に力を発揮する先生もいます。

運動部の顧問として有能であるかどうかと、お勉強を教えるスキルは全く別のものです。

このように日本の学校現場は、全く別物のスキルが要求される様々な仕事を玉石混合に教師に担わせています。

特にお勉強の指導に長けていない中途半端な教師の授業を受けるより、有名講師のオンライン授業を受けた方がマシです。











コロナ騒動で教育のIT化が促進する


変革には痛みが伴い、必ず抵抗勢力が存在するものです。

変化が必要とされながらも、中々変わらない古い慣習や考えは、至る所にあります。

ITの技術革新が急速に進み、ICT教育の必要性や合理性が意識されながらも、教室に通って受けるライブ講義を重んじる錆びれた慣習がなかなか変革して来なかった時代が続きました。

そんな様々な障壁で中々進まない変革をするには、外的な強制力が有効です。

強力な政治的リーダーシップであったり、法規制であったり、反対を押し切って強引に改革を推し進めようとするカリスマ経営者であったり。

今回のコロナ騒動は、まさに外的な要因によってもたらされた変革のチャンスと捉えることが出来ます。

感染拡大防止のために、人との接触を極限まで減らすためにオンライン教育の導入に踏み切る教育機関が続出しました。

従来からオンラインでの教育は活用されていましたが、名だたる学校が完全オンライン化授業に踏み切ったのは、まさに革命です。

この教育・学習のオンライン化の流れは今後、益々加速し、教室で多くの人が集まり、必死で板書を書き写す姿は過去の遺物となる時代が来ることになるかもしれません。









オンライン授業は、教員のスキル不足を露呈させる


オンラインで、画面の向こうにいる人に、講義をしたり説明をしたりするには、教室でのライブ講義と違ったスキルや慣れが必要とされるものです。

そもそも90分もあるライブ講義では、多かれ少なかれ多くの無駄が発生しています。

説明と説明の間の無駄な間合いだったり、講義内容と関係ない雑談や冗談など、場を和ませたりするために以外に多くの時間を割いてるものです。

また後から講義を再度視聴することを前提としていないことから、一つの説明に必要以上に時間をかける傾向にあります。

説明・解説は簡潔に済ませ、理解できなければ、部分的に再度視聴する方が、遥かに効率的に学習できます。

問題は、現場の教員や講師が、対面での対面授業の形態に慣れ過ぎてるあまり、オンラインでの講義スキルに劣っている現状があることです。

オンライン授業上で、生徒を指名して問題に答えさせたり、板書を書き写す時間を確保したりという時間は無意味である場合が多いものです。

また、理解をさせようとするあまり、必要以上に回りくどい説明をすることは、無駄になることが多くなるはずです。

そもそも、オンラインで授業を配信してしまえば、より少人数の教師で、より多くの生徒を指導できてしまいます。

一クラス30人で、5クラス分の授業を3人の数学教師で教えていた場合、極端な話、教師は一人いれば十分です。

講義に定評があり、スキルの高い教師の授業を受けれた方が生徒にとっては、大きなメリットですし、録画した講義を配信するだけなら一つの科目を担当する先生は1人で事足ります。

結果として、今まで以上に教師や講師の授業スキルは、重要となり、下手な授業をする教員は容赦なく淘汰される時代が到来するでしょう。

対面でのライブ講義は、生徒との対話を重ねながら、下手な講義を誤魔化して授業をしていた教師も多くいたことでしょう。

しかし、オンラインでの授業は、説明の上手さや、講義スキルが顕著に露呈してしまうものです。

もともと勉強は、誰に教えてもらうかで、生徒の理解度が大きく変わってしまいます。

オンライン授業は、教える教員側の指導スキルにおける競争環境が生まれ、生徒にとっては大きなメリットとなる可能性を秘めているのです。











オンライン学習環境の格差


教室に通えば、誰でも同じ環境で、平等な学習環境が担保されるライブ講義とは異なり、オンラインでの学習は、学習環境に格差が出ることは否めません。

高速なネット環境に大型のモニタが備え付けれた環境が理想ですが、誰でも平等に学習に適したオンライン環境が確保できる状態にはないのが現状です。

スマホの普及により、ネットにまったく接続できない人は、ほとんどいない現在の日本ですが、スマホの小さな画面とタッチパネルの操作性が、快適な学習環境とは決して言えません。

そもそも、通信料制限があるネット環境で、比較的大容量の通信が必要とされる動画講義を視聴するのは、明らかに無理があります。

また、ノートPCなどの小型の画面よりも大型のモニタの方が、快適かつ効率的に学習できることは間違いありません。

これらの望ましいオンライン学習環境の整備には、当然ながら初期投資費用のみならず、維持費も発生します。

唐突ないし、急激な授業のオンライン化は、オンライン学習環境の格差が生じることから、望ましいものではないでしょう。

今後、授業はオンラインでの学習が今よりも、当たり前の状況に移行していく中で、最低限のオンライン学習環境を確保することが重要になってくるでしょう。









N高等学校の躍進!オンライン講義で高校を卒業できる


2016年に開校したN高等学校は、オンライン講義を活用した効率的かつ自由度の高いカリキュラムで、高校卒業資格が手に入る通信制高校です。

ネットに情報が溢れかえり、学びの機会が豊富になった現代社会で、同じ教室に毎日集まって、画一的なカリキュラムでだらだら授業を受けることなど非効率なことは、誰の目にも明らかです。

通常の高校では扱わないプログラミングやwebデザイン、動画編集など、ビジネスに直結するスキルも学べることから、主体的に成長への意欲のある学生には、最高の学校です。

N高の入学者数は右肩上がりで、東大などの難関大学への合格者を輩出しているほか、アスリートや芸能界など学校外での活動に多忙な学生にとっては魅力的なのです。

N高の創始者で、ドワンゴ社長である夏野剛さんによると、「N高は、文科省の指導要領に従った学習内容を最高の効率で提供したうえで、プラスアルファとしてその他の実用的な学習もできるようにしている」と語っています。

確かに、従来の学校教育は無駄の塊であり、結果として同じ内容を習得できるのなら、より効率的により短期間で習得した方がいいに決まっています。

さらに、特定の分野で既に授業など受ける必要のないレベルまで習熟している生徒が、画一的な講義を強制的に受けう必要がないというメリットもあります。

英語がネイティブ並みの生徒に普通の英語の従業は無意味ですし、プロスポーツ選手に体育の授業を受けさせる必要もないでしょう。

皆が同じで横一線の画一的で杓子定規な教育は、見直され始めているのです。




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