【2019年最新版】「無限プチプチ」開発者に学ぶ!“質より量”の最強アイデアメモ術とは?眠る宝の山を掘り起こせ

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2019年7月2日、ビジネスパーソンの間である話題が駆け巡りました。あの気泡緩衝材を指で潰す快感を玩具化した大ヒット商品「∞(むげん)プチプチ」。その生みの親であるおもちゃクリエーター、高橋晋平氏が語った「アイデア創出術」が、企画職のみならず多くの働く人々の心に火をつけています。私たちは日々、新しい企画や改善案を求められていますが、高橋氏のメソッドは驚くほどシンプルで、かつ本質的です。それは「メモを見返せば、そこは宝の山である」という教えでした。

高橋氏が提唱するのは、とにかく頭に浮かんだことを記録し続けることの重要性です。ご自身は字が汚いという理由から表計算ソフトを活用されているそうですが、ツールは何であれ「アイデアを文字として可視化する」ことが、企画を形にするための絶対条件だといいます。ふとした瞬間に舞い降りる偶発的なひらめきを、逃さずストックしていく。この地道な作業こそが、後に世の中を驚かせる大ヒットの種になるのです。

「化学反応」を起こすための可視化

なぜ書き留めることがこれほど重要なのでしょうか。それは、可視化された言葉同士が独自の「化学反応」を起こすからです。高橋氏はこれを、発想を組み合わせたり掛け合わせたりする「有機的な作業」と表現しています。有機的とは、本来は生物の組織のように部分同士が密接に関連し合っている様を指しますが、ここではバラバラに見えるアイデア同士が結びつき、新たな生命(企画)として生まれ変わるプロセスを指しているのでしょう。

私自身、編集者として記事のネタに詰まることがよくあります。しかし、高橋氏の言葉を借りれば、それは能力の問題ではなく、単に「ストック」が足りていないだけなのかもしれません。特別な才能がなくても、「面白いことを見つけたい」という純粋な好奇心さえあれば十分なのです。大切なのはアイデアの質ではなく、圧倒的な「量」を出すこと。この言葉に救われたビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。

ビジネスにおける「選別」の冷徹なルール

とはいえ、ただ闇雲にメモを貯め込むだけでは時間はいくらあっても足りません。ここで高橋流のクールな視点が光ります。それは、集めた膨大なアイデアに対する厳しい「選別」です。氏は新製品開発において、アイデアを「面白い」「欲しい」「絶対に買う」の3段階にざっくりと分け、最終的に「絶対に買う」というレベルのものだけを残すといいます。この基準の明確さは、ビジネスにおいて非常に重要です。

きっかけは自分自身の個人的な興味で構いません。しかし、ビジネスのゴールはあくまで「商売として成立するかどうか」です。この軸をぶらさずに、シビアに情報の断捨離を行う勇気が必要です。一方で、高橋氏は「アイデア自体が腐ることはない」とも語っています。今回採用されなかったとしても、時代が変われば輝くかもしれない。過去に切り捨てた情報が、将来の好材料になる可能性を秘めているのです。

熱意を支える「メモ」の存在証明

素晴らしいアイデアも、会議で承認されなければ世には出ません。ここで必要となるのが「熱意」「確信」「発言力」の3要素です。自分が本当に面白いと思い、情熱を注ぎ込んだ商品だからこそ、誰よりも詳しく、正しい言葉でその魅力を語れるはずです。その際、アイデアが生まれてから熟成されるまでのプロセスが記録された「メモ」は、単なる備忘録を超え、あなたの情熱を裏付ける強力な証拠資料となるでしょう。

SNS上では、この高橋氏の考え方に対して「質より量という言葉に勇気をもらった」「Excelでアイデア管理、さっそく真似したい」「過去のボツ案も見返してみようと思う」といった反響が続々と寄せられています。2019年の今、改めて「記録すること」の価値が見直されています。皆さんも、手元のスマートフォンや手帳に、今ふと思い浮かんだその考えを書き留めることから始めてみてはいかがでしょうか。

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