【愛知県議会人事】令和最初の議長に神野氏が選出。「1年交代」の慣例は、議会の活性化につながるか?

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令和の時代が幕を開けて最初の月、愛知県政の中枢でも新たな動きがありました。2019年5月27日に開会した愛知県議会の5月臨時会において、議会の舵取り役となる正副議長選が行われ、新しい議長に自民党県議団の神野博史氏(70)が選出されたのです。

また、副議長には同じく自民党県議団の堀崎純一氏(64)が選ばれました。最大会派である自民党からベテラン議員がそれぞれの要職に就く形となり、安定感を重視した布陣と言えるでしょう。新しい時代のスタートにふさわしい、重厚なリーダーシップが期待されます。

「慣例」としての任期1年、そのメリットと課題

さて、今回のニュースで気になるのが「任期は1年」という点です。地方自治法では議長の任期は議員の任期(4年)によるとされていますが、愛知県議会を含む多くの地方議会では、1年ごとの交代が「慣例」となっています。

この慣例には、より多くの議員に要職を経験させることで議会運営のノウハウを共有するというメリットがある一方で、短期間での交代は「ポストのたらい回し」になりかねないという指摘もつきまといます。専門用語でいう「申し合わせ」によって運用されるこのルールですが、議会改革が叫ばれる昨今、そのあり方も問われているのかもしれません。

私はコラムニストとして、期間の長短よりも「その1年で何を成したか」が重要だと考えます。神野新議長には、単なる名誉職として座を温めるのではなく、県民生活の向上に直結する活発な議論をリードしていただきたいと強く願います。

SNSやネット上では、地元有権者から「ベテランの経験値に期待したい」「大村知事との連携はどうなるのか」といった関心の声が上がる一方で、「毎年変わると誰が議長か覚えられない」「1年で何ができるのか疑問」といった、短い任期に対する率直な意見も散見されました。

愛知県は日本のモノづくりを支える心臓部です。その議会トップの責任は重大であり、私たち県民もその働きぶりをしっかりと注視していく必要があるでしょう。

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