【家族の愛と絆】認知症を「長いお別れ」で描く感動作!『長いお別れ』は時代を超える傑作でしょう

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2020年5月30日、待望の映画『長いお別れ』が、TOHOシネマズ 新宿などでついに封切られました。本作は、認知症を患った父親と、その家族が過ごす「長いお別れ」の時間を描いた感動作として、公開前から大きな話題を集めていたのです。家族の温かい記憶と絆が、観る人の心に静かに、そして深く響き渡ります。

本作の魅力は、何と言っても家族の描き方にあります。回転木馬であるメリーゴーラウンドに乗るシーンは、かつての娘たちの幼い頃の思い出と重なり、皆が自然と笑顔になる様子が実に印象的です。いつまでも変わらぬ愛を注ぎ続ける母親の存在があるからこそ、娘たちは親を深く愛し、やがて大人になる孫の世代へと、優しかった祖父母の記憶と家族の血、そして思い出が脈々と受け継がれていくのでしょう。家族の営み、愛の連鎖をじんわりと感じさせる、素晴らしい演出だと思います。

認知症は、記憶がゆっくりと失われ、肉体的な機能も徐々に損なわれていく病気です。英語圏には、この病気を「Long Goodbye」(ロング・グッバイ)―すなわち「長いお別れ」と呼ぶ表現があるといいます。文字通り、別れに向かうための長い時間ですが、この期間こそが、家族の絆を改めて深く結び直す、大切な機会となるのです。

認知症をテーマにした映画は数多くありますが、本作が特筆すべき点は、その不安や悲しみを乗り越えた先にある美しさを描き出しているところでしょう。ある日、娘たちが「あのときお父さんはああだった」と過去を思い出して、笑いあう日がきっと訪れるに違いありません。例えば、雨が降れば必ず傘を手に娘たちを迎えに来てくれたお父さんの姿。時間が醸成する愛とは、まさにこれなのだとしみじみと感じられる、幸せな夫婦と家族の愛の物語が、観客の胸を打ちます。

本作を鑑賞した映画評論家の渡辺祥子氏は、2時間7分という上映時間を通して、本作を**★★★★(見逃せない)と高く評価し、「今年有数の傑作」と絶賛しています。映画批評の評価軸において、この★★★★は「見逃せない」という位置づけであり、公開されたばかりの作品としては、この上ない賛辞と言えるでしょう。この絶賛ぶりからも、本作がいかに感動的で完成度の高い**作品であるかがうかがえます。

また、SNS上での反響も非常に大きく、「涙が止まらなかった」「自分の家族を大切にしたくなった」といった絶賛のコメントが相次いでいるようです。特に、認知症という重いテーマを扱いながらも、家族の優しさやユーモアが随所に散りばめられている点が、多くの観客の共感を呼んでいます。私自身も、家族の愛は何にも代えがたいものだと信じており、本作が描く「長いお別れ」は、単なる喪失ではなく、愛を深めるための時間であるという解釈に、深く賛同いたします。ぜひ、大切な人との愛と絆を再認識するためにも、この傑作を劇場でご覧になってはいかがでしょうか。

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