日本の野球ファンにとって、なんとも胸が躍るニュースが飛び込んできました。米国時間の2019年5月31日、メジャーリーグ各地で熱戦が繰り広げられ、日本人選手たちの活躍が光る一日となりました。特に注目を集めたのは、エンゼルスの大谷翔平選手です。シアトルで行われたマリナーズ戦に「3番・指名打者(DH)」として先発出場し、見事に今季第3号となるホームランを放ちました。DHとは、守備にはつかず打撃専門で出場する選手のことですが、まさにその役割を完璧に果たす一撃でした。
試合は手に汗握る展開となり、エンゼルスは6回表の時点で2対3とリードを許していました。しかし、この6回の第3打席、大谷選手のバットが火を噴きます。豪快なスイングから放たれた打球はスタンドへと吸い込まれ、貴重なソロホームランとなりました。第1打席と第2打席は遊撃ゴロに倒れていただけに、ここぞという場面での修正能力はさすがの一言です。SNS上でも「待ってました!」「やっぱり大谷の打球音は違う」といった、ファンの歓喜の声が溢れかえっています。
ダルビッシュと前田、投手陣の明暗
一方、投手陣にも動きがありました。カブスのダルビッシュ有投手は、カージナルス戦のマウンドに上がり、6回を投げて被安打3、1失点という素晴らしいピッチングを披露しました。6つの三振を奪う力投を見せましたが、味方の援護とかみ合わず、勝敗はつきませんでした。ちなみに「勝敗がつかない」とは、リードして降板しても中継ぎが打たれたり、同点で降板したりして、投手に勝ち負けの記録がつかない状態を指します。チームはその後、延長10回に1対2でサヨナラ負けを喫してしまい、3勝目は次回へお預けとなりました。
そして、ドジャースの前田健太投手もフィリーズ戦に先発出場し、奮闘を見せています。こちらは6回を投げて2失点にまとめ、見事に今季7勝目の権利を持ってマウンドを降りました。安定感のある投球は、首脳陣からの信頼も厚いことでしょう。日本人メジャーリーガーたちが、それぞれの持ち場で全力を尽くしている姿は、私たちに大きな勇気を与えてくれます。
私自身、大谷選手が手術からの復帰後、徐々に本来のパワーを取り戻している姿に感銘を受けています。また、ダルビッシュ投手の勝利に恵まれないながらも試合を作る能力の高さや、前田投手の安定感も見逃せません。2019年のシーズンも中盤に差し掛かりますが、彼らがこれから夏場にかけてどのようなドラマを見せてくれるのか、期待は高まるばかりです。