福岡・大分のスタートアップ3社が加速!九州オープンイノベーションファンド初弾出資の全貌とIoT・DXの未来

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九州のビジネスシーンがいよいよ熱気を帯びてきました。福岡市を拠点とするベンチャーキャピタル2社が2019年4月に設立した「九州オープンイノベーションファンド」が、待望の第1号案件となる出資を実施したことが2019年07月04日までに明らかになりました。今回、その革新的な可能性を見出されたのは、福岡と大分に本拠を置く注目の新興企業3社です。

選ばれたのは、IoT技術で高齢者を見守る「株式会社プリンシプル」、採用サイト構築を支援する「株式会社ハブアンドコー」、そしてアプリ開発のコストダウンを実現する「アネクト株式会社」です。ここで注目すべき「IoT」とは、身の回りのあらゆるモノをインターネットでつなぎ、情報をやり取りする技術を指します。今回の投資は、まさに地域の課題をテクノロジーで解決しようとする若き才能への期待の表れと言えるでしょう。

出資額の詳細は明かされていませんが、本ファンドは1社につき平均2,000万円前後を投じる方針を掲げています。SNS上では「地元の若手起業家にとって大きな追い風になる」「福岡の勢いがさらに増しそう」といった期待の声が続々と上がっています。設立から間もないシード期やアーリーステージ、つまり事業が軌道に乗り始める初期段階の企業を支える仕組みは、地域経済の活性化に不可欠なピースとなるはずです。

地場大手と新興企業の融合がもたらす「オープンイノベーション」の真価

このファンドを支えるのは、ジーエックスパートナーズとFFGベンチャービジネスパートナーズの2社です。さらに西日本鉄道や新出光といった九州を代表する企業が名を連ねており、まさに「オール九州」の布陣といっても過言ではありません。2020年03月までには、QTnetなどからの資金も取り込み、総額20億円規模まで拡大する計画です。単なる資金援助に留まらない、大手とベンチャーの橋渡し役としての機能が期待されます。

例えば、2019年05月から見守りサービスを開始したプリンシプル社は、個人宅だけでなく賃貸住宅事業者との提携も進めています。これは、孤独死問題などの社会課題に直面する不動産業界にとって救世主となる可能性を秘めています。こうした「オープンイノベーション」、つまり自社だけでなく外部の技術やアイデアを組み合わせて革新を起こす手法は、伝統ある地元企業に新しい風を吹き込む素晴らしい試みだと私は確信しています。

スタートアップの機動力と地場大手の信頼が結びつけば、福岡・大分から全国、そして世界へ羽ばたくサービスが誕生する日も遠くないでしょう。これまでの「自前主義」から脱却し、共に成長を目指すエコシステムが形成されつつある現状は、非常に刺激的です。今後、この20億円の原資がどのような化学反応を起こしていくのか、九州の未来を左右するこの動きから、一刻も目が離せません。

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