2019年6月2日、静岡県のグランディ浜名湖GCにて開催されている女子プロゴルフツアー「リゾートトラスト レディス」の第2ラウンドで、大きなサプライズが巻き起こりました。19歳の若きアマチュアゴルファー、古江彩佳(ふるえ あやか)選手が、まさしく圧巻のプレーを披露し、通算10アンダーの134ストロークで、一気に単独首位へと躍り出たのです。
古江選手のこの日のスコアは、驚異の「65」でした。これは、基準打数であるパー72に対して、7つも少ない数字です。具体的には、8つのバーディー(規定打数より1打少ない打数でカップインすること)を奪いながら、ボギー(規定打数より1打多い打数でカップインすること)はわずかに1つという、ミスの少ない安定した、それでいて攻撃的なゴルフを展開されました。初日の69ストロークと合わせ、まさにトーナメントをリードするにふさわしい素晴らしい結果と言えるでしょう。
この若いアマチュアの快進撃には、SNS上でも大きな反響が寄せられています。「古江選手、すごい!」「アマチュアとは思えない」「優勝あるのでは?」といった期待の声で溢れ、その名前は一躍トレンドとなりました。プロのトーナメントでアマチュアが上位に入るのは珍しいことですが、その中でも単独首位に立つというのは、文字通り”事件”であり、週末の決勝ラウンドへの注目度を格段に高めたと言えます。
単独首位の古江選手を追いかけるのは、1打差の通算9アンダーで河本結選手です。また、初日トップだった原英莉花選手と、このところ注目を集めている渋野日向子選手が、通算8アンダーで3位タイにつけており、週末の優勝争いは非常に激しい展開が予想されます。ベテランの笠りつ子選手や、韓国のペ・ソンウ選手も通算7アンダーで5位タイと虎視眈々と上位を狙っている状況です。
さらに、アマチュアの西村優菜選手も、小祝さくら選手らとともに通算6アンダーの7位タイに食い込んでおり、若手の活躍が目立つ大会になっています。最終的に通算イーブンパー、49位タイまでの59名(うちアマチュア3名)が決勝ラウンドへ進出されました。これは、ゴルフ界の未来を担う新しい才能が次々と頭角を現している証拠であり、非常に喜ばしい傾向だと私は考えます。
今回の古江選手の活躍は、日本の女子ゴルフ界に新風を吹き込むものとなるでしょう。彼女たちの恐れることのないフレッシュなプレーは、観る人すべてに感動と興奮を与えてくれるに違いありません。この週末、若き才能がプロの壁を打ち破り、歴史的な快挙を成し遂げられるのかどうか、最後まで目が離せません。